FIFA元副会長のミシェル・プラティニ氏(2015年5月28日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP

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【AFP=時事】国際サッカー連盟(FIFA)がミシェル・プラティニ(Michel Platini)氏に対し、ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前会長時代に受け取った200万スイス・フラン(約2億2000万円)の返還を求めて、年内に法的措置を取る意向であることが分かった。

 FIFAは2015年、不正に報酬を受け取ったとして当時副会長だったプラティニ氏に資格停止処分を科した。これに対し、プラティニ氏は一貫してFIFAを非難しており、同氏はかつての盟友であるブラッター前会長と対立している。

 AFPが11日に確認した文書によると、FIFAは「前会長から元副会長に不正に支払われた金銭の返還」を求めて法的措置を取る意向だという。

 プラティニ氏はこの件についてコメントしていないが、同氏の弁護士を務めるヴァンサン・ソラーリ(Vincent Solari)氏は、今回の動きは「ハラスメント」だとし、「私のクライアントの名を汚し続けることが唯一の目的であるのは明白」と話している。

 FIFAは同時にブラッター前会長も訴える意向で、「適正な割合の利子」を求めるとし、「罰金と各種費用の負担を命じたが、どちらも支払われていない」と主張している。

 FIFAは今月31日までに手続きを開始するか決めなくてはならない。

 一方のブラッター前会長は、「この問題はすでに解決済み」だとしてFIFAの新たな主張をはねつけた。ブラッター前会長は、すでに巨額の罰金と裁判費用を支払ったとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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