2度目のA代表となったMF菅大輝(札幌)

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 日本代表MF菅大輝(札幌)はDF室屋成(FC東京)の負傷により、追加招集でのE-1選手権参加となった。「そこはあまり気にせず、しっかりとチームのために自分が何ができるかを考えながら、タイトルを取るためにできることをしていきたい」。まずは立場を気にするのではなく、フラットな気持ちで出番争いに挑む構えだ。

 森保一監督は今月4日、E-1選手権に向けた22人のメンバーを発表。登録上限は23人のため一枠を残す形となったが、それはあくまでもJ1参入プレーオフ参加チームの動向を待つため。すでにJ1残留が確定していた札幌所属の菅は事実上の落選が決まっていた。

 しかし、直前に負傷した室屋の状態が思わしくなかったため、J1最終節が終わった7日、プレーオフ行きの可能性がなくなったDF橋岡大樹(浦和)と共に菅が追加招集。24番目に滑り込む形でコパ・アメリカ以来のA代表入りを果たした。

 初招集となったコパ・アメリカでは出番なし。U-22日本代表が半数を占めた今回も当初は選外だっただけに、菅は「招集を受けた時も求められていることはできていないと思っている」と現在の立場を受け入れている。

 それでも呼ばれたからには出場意欲を見せる。「チームでやっていることを出せればいつもどおりの自分が出せると思う。しっかりいい準備をしてやれれば」。今回のメンバーのうち、本職の左ウイングバックは菅のみ。初戦の中国戦はウインガーのMF遠藤渓太(横浜FM)がフル出場しており、負けてばかりはいられない。

 まず目指すのは札幌で見せているプレーだ。「シーズンを通して守備の意識が高くなったと思うし、終盤にかけては質もちょっとは上がったのかなと思うので、そういうものをアシストという結果に結びつけて成長を見せられれば」。14日の香港戦までの2日間、日々のトレーニングでアピールしていく。

(取材・文 竹内達也)