A代表デビューのDF橋岡大樹(浦和)

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[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 後半の早い時間帯、日本代表DF橋岡大樹(浦和)が足を押さえて動きを止める場面も見られたが、負荷の多いウイングバックのポジションで後半39分まで走り抜いた。「脚がつっても伸ばせば大丈夫なので」という自慢の脚力はA代表の舞台でも存在感を放った。

 東京五輪世代が半数以上を占めた今回の日本代表メンバーにおいても、1999年度以降に生まれたのはGK大迫敬介(広島)と橋岡だけ。そうした中、初招集の20歳が右ウイングバックのポジションでA代表デビューを果たした。

 持ち味はセンターバックで培った対人守備に加え、スポーツ一家で育てられた自慢の脚力。「良いところもあるのか、悪いところもあるのかは分からないけど、出し切るところ」。まさに出し切りすぎて脚がつった試合後であっても、そう誇れるほどの自負がある。

 後半途中、動きが悪くなった時間帯では「体力的には大丈夫だけど、脚がつってしまった。脚がつっても伸ばせば大丈夫だったので、ベンチから『大丈夫か』と言われて『大丈夫』と言った」という経緯だった様子。後半39分の交代では「次に備えられるように、大丈夫とはわかっていたけど替えた」と伝えられたといい、指揮官の信頼は確かだ。

 準備期間が少ない連戦大会において、ハードワークの能力は非常に大事。「もうちょっと余裕が出てくれば、ポジショニングが良くなって、走る距離が少なくても良いところに顔が出せるようになるので、もっとやっていければ」と連係面の向上も突き詰めつつ、まずは自慢の走力でチームに貢献していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)