日本代表を率いる森保一監督

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[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 日本代表は10日、E-1選手権の初戦で中国と対戦して2-1の勝利を収めて白星スタートを切った。チームを率いる森保一監督は、試合後のフラッシュインタビューで「選手たちが練習する時間もない中、Jリーグが終わってタフな戦いになった中、よくチームとして頑張ってくれた」と振り返った。

 選手招集の拘束力がない今大会。23選手の内、半数を超える12選手を東京五輪世代の選手が占めることもあり、U-22日本代表のベースとなっている3-4-2-1のシステムを採用した。前半29分にFW鈴木武蔵の得点で先制すると、後半25分にはCKからDF三浦弦太がヘディングで決めてリードを2点差に広げる。その後、追加点こそ生まれなかったものの、中国の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。

 日本は14日に香港、18日に韓国と対戦。次戦に向けて、「一戦一戦、勝つために戦いたいと思うし、成長しながら戦いたいと思っている。応援して下さる方々に勝利を届けられるように最善の準備をしたい」と意気込みを示した。