空港のエスカレーターで遊んでいた子供たち(画像は『ABC News 2019年12月6日付「New details in death of 3-year-old who fell from airport escalator」(Charlotte Douglas International Airport)』のスクリーンショット)

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米ノースカロライナ州のシャーロット・ダグラス国際空港で9月末、3歳児が手荷物受取所近くのエスカレーターから転落死する事故があった。このたび当時の監視カメラの映像が公開されたが、子供たちはエスカレーター付近で約1時間も遊んでいたことが判明し、「防ぐことができた事故」「注意する者はいなかったのか」と批判の声があがっているようだ。

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シャーロット・ダグラス国際空港にて9月25日の午後9時頃、きょうだい2人と一緒にエスカレーター付近で遊んでいた3歳のジェイデン・コワート君(Jaiden Cowart)が死亡するという事故があった。きょうだいは母親のジテリア・ライトナー(Jiterria Lightner)と一緒にフロリダ州へ旅行に行った帰りで、スーツケースの到着を待っている間、約1時間も危険な遊びをしていたようだ。

動画ではエスカレーターと階段の間に3人の子供が映っており、事故直前にジェイデン君と姉がエスカレーターの手すりに乗ったまま上昇していくのが見て取れる。最初に手すりに身体を載せたまま降りられなくなってしまったのは姉で、ジェイデン君は姉に押される形で上部へと姿を消していった。ニュースでは事故の一部始終を公開していないが、ジェイデン君はその後、エスカレーター上部から約6メートル(20フィート)下に転落した。

ジェイデン君は頭を強打しており、アトリウム・ヘルス病院へ緊急搬送されたが3日後に死亡した。一緒にいた姉は手すりから落ちる寸前、近くにいた人に助けられて無事だった。

目撃者は「ジェイデン君はエスカレーターの手すり部分にぶら下がったまま上昇し、上がり切ったところで隣の階段の手すり部分につかまろうとしたようですが、手が届かずにそのまま転落したようです。現場は血の海で、近くにいた人たちが一斉に駆けつけましたが、ジェイデン君を救うことはできませんでした」と語っている。

ジテリアは「エスカレーターから3〜4.5メートル(10〜15フィート)のところに座っていた」と話していたが、メクレンバーグ保安官事務所はジテリアが子供たちの監視を怠ったとして11月21日、3件の児童虐待の軽罪で逮捕した。しかしジテリアはその日のうちに釈放されており、このたびの事故には「こんな小さな子を1時間も放置しておくなんて、親の資格なし」「すぐ近くにいたですって? 何を見ていたのか」「空港に3歳児といたら手をつないでいないと」「親は罪に問われないのか」「起こるべくして起きた事故」「セキュリティは何をしていたのか」といった声があがっている。

画像は『ABC News 2019年12月6日付「New details in death of 3-year-old who fell from airport escalator」(Charlotte Douglas International Airport)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)