ボルシア・ドルトムントは年内残りの全試合において、アクセル・ヴィツェルを欠いて臨むことを余儀なくされることを明らかにした。ベルギー代表MFは不運な転倒により、顔面に負傷をおったという。

 クラブ側の発表によればその事故は家庭内にて起こっており、ドルトムントの北部医療センターの外科にて手術が行われたとのこと。なお手術は無事に成功し、すでにヴィツェルは退院しているようだ。

 ただこれによりヴィツェルは、グループリーグ突破がかかるチャンピオンズリーグGL最終節スラヴィア・プラハ戦にて欠場するだけでなく、年内のリーグ戦残り3試合、マインツ戦、ライプツィヒ戦、そしてホッフェンハイム戦でも欠場することに。

 なおドルトムントの中盤であは現在、トーマス・デラニーも負傷により離脱中にあることから、ルシアン・ファヴレ監督はさらにもう一人の主力選手、ここまでリーグ戦13試合に出場し3得点をマークしていたベテランMFも欠く中での対応を求められる。


 CL前のプレスカンファレンスにてファヴレ監督は、ヴィツェルの離脱について「前年打。彼にとっても、我々にとっても」と述べつつ、プラハ戦に向けては「まだどんな可能性も残されている。ドローだって勝ち抜けられる可能性はあるんだ」と強調。

 だがインテルよりも勝ち点数で上回る結果が求められており、バルサは前回のドルトムント戦にて首位確定済み。守護神ロマン・ビュルキは、あくまで「他力本願の部分もあるのだがね」と念を押した。ちなみにビュルキは、前日に解消を収めた3−4−3システムに好印象をもっており、「良いディフェンスをみせていた」とコメント。「あまり隙を見せていなかった」と胸を張っている。