おせちをすべてつくらなくても、お肉のごちそうがあるだけで食卓がパッと華やかに。きれいなロゼ色のローストビーフは、味も見た目もお正月の主役として申し分なし。

しっとりした口当たりでやわらかく、フライパンでだれでも失敗なくつくれる絶品レシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。クリスマスにもぴったりです!


失敗なしでつくれる絶品ローストビーフ

大庭英子さんに教わる、フライパンでつくるローストビーフ



「表面を焼くだけでなく、余熱で中まで優しく火をとおしてしっとりさせつつ、肉本来の香りを引き出すの最大のコツ」と大庭先生は言います。この方法なら、だれでも簡単にしっとりやわらかなローストビーフがつくれますよ!

【材料(つくりやすい分量)】
・牛モモかたまり肉 700〜750g *直径7〜8cmでフライパンに入る大きさのもの
・塩 小さじ1
・サラダ油 大さじ1/2
・A[ニンジン(縦半分に切って斜め薄切り)小1/2本 タマネギ(薄切り)小1/2個 セロリ(斜め薄切り)小1/2本]
・おろしワサビ、しょうゆ、塩…各適量


【つくり方】

(1) 牛肉は室温に戻してタコ糸を巻く


牛肉は冷蔵庫から出して室温に2〜3時間おく。タコ糸を長い方の辺に1周巻き、短い方の辺の端からぐるぐる巻いて形を整え、肉全体の厚みや幅を均一にする。

(2) 塩をすり込む


牛肉に塩をふり、手でよくもみ込む。この塩は味つけのためではなく、外側をカリッと焼くため。

(3) 表面を焼きつける


フライパンにサラダ油を熱して牛肉を入れ、転がしながら強火で全体を3分ほど焼く。まんべんなく焼き色がついたら、いったん取り出す。

(4) 香味野菜と一緒に蒸し焼きに


フライパンにAの野菜を敷き、牛肉をのせる。フタをして弱火で15分ほど蒸し焼きにする。途中で上下を返す。

(5) 余熱でしっとりさせる


アルミ箔で牛肉を包んでビニール袋に入れ、梱包用クッション材でさらに包む。室温に5〜6時間おいてから冷蔵庫で冷ます。熱いうちに切ると肉汁が出てくるので、冷まして落ち着かせる。

(6) 食べやすく切る


牛肉に巻いたタコ糸を取り、3mm厚さに切り、器に盛る。好みでおろしワサビ、しょうゆ、塩をつける。

発売中のESSE1月号
「絶品! 角煮とローストビーフ」では、ほかにも、うま味たっぷりの豚の角煮のレシピも掲載。「おいしいけど、重い」という角煮のイメージを覆す、驚くほどさっぱりした味わいのレシピをご紹介しています。こちらもぜひつくってみてください。

<料理/大庭英子 撮影/竹内章雄 取材・文/ESSE編集部>