米ハワイ・オアフ島で行われた真珠湾攻撃で撃沈した戦艦アリゾナの生存者ローレン・ブルーナーさんの葬儀で、ブルーナーさんの遺灰を運ぶ米海軍中佐(2019年12月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / Mass Communication Specialist 1st Class Holly L. Herline / US NAVY

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【AFP=時事】(更新、写真追加)1941年に旧日本軍が米ハワイの真珠湾(Pearl Harbor)を奇襲攻撃してから78年となった7日、オアフ(Oahu)島で追悼式典が行われた。真珠湾攻撃は、それまで孤立主義をとっていた米国が第2次世界大戦(World War II)に参戦するきっかけを作った。

 日本軍の爆撃を受けた戦艦アリゾナ(USS Arizona)が沈む湾に臨む場所で行われた式典には退役軍人のほか、デービッド・バーンハート(David Bernhardt)内務長官やハリー・ハリス(Harry Harris)駐韓米大使も出席。スピーチや礼砲と共に犠牲者を悼み、生存者をたたえた。真珠湾攻撃による犠牲者は2400人を超える。

 この日の午後には、爆撃で炎上したアリゾナから救出された生存者の一人だったローレン・ブルーナー(Lauren Bruner)さんの水葬が営まれた。今年9月に98歳で亡くなったブルーナーさんは生前、真珠湾攻撃で命を落とした仲間たちと共に葬られたいと語っており、ブルーナーさんの遺灰は海底のアリゾナの元へ沈められた。

 アリゾナに埋葬された生存者はブルーナーさんが44人目だが、慰霊施設「アリゾナ記念館(Pearl Harbor National Memorial)」の広報担当ジェイ・ブラウント(Jay Blount)氏によれば、アリゾナと仲間たちの元へ帰る乗組員はブルーナーさんが最後だという。

 ブルーナーさんの死去により、生存者は3人となったが、3人はいずれも家族と共に埋葬されることを望んでいる。

【翻訳編集】AFPBB News

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