静岡・浜松市の公立学校で、「(教職員の)スマホは職員室等で管理し、児童生徒の活動場所には持っていかない」というルールが臨時校長会で決まり、12月(2019年)から実施されている。現場の教員たちが反発しないわけがなく、案の定、物議をかもしている。

浜松市教育委員会の花井和徳教育長は校長会で、「浜松の学校は疑惑を持たれていることを自覚し、言動には細心の注意を払わなければならない」と話した。浜松市では、高校の野球部顧問の体罰、教師が女生徒にSNSで「好きだ」とメッセージを送信したり、スマホで盗撮するなど、不祥事が相次いでいるためだ。多くがスマホがらみだったことから、SNS利用のガイドラインつくりとなった。

ある中学の校長は「スマホ利用の制限は、今の時期は仕方ない。現場の教師には高い意識を持って協力してもらっている」と話すが、教師は「黒板の撮影」「ストップウォッチとしての利用」「部活などで生徒の練習フォームの撮影」「緊急時」などでスマホは必要という。

神奈川県でも同様のルール・・・でも教師のわいせつ懲戒減ってない

隣の神奈川県教育委員会は「スマホは職員室等で管理」「SNS投稿は個人の意見と明記」「生徒らとの個人的なやりとり禁止」などのルールを実施しているが、SNS関連の教師によるわいせつ行為の懲戒処分件数は変わっていない。担当者は「効果が出たとは言えないが、今後も不祥事をなくす取り組みは行う」とコメントしている。

キャスターの立川志らく「この国はどうなっているのか。情けない。スマホのせいじゃないでしょう。スマホを取り上げればいいということではないですよ」