台風騒動で知事としての信頼を問われ、まさに男を下げてしまった森田健作千葉県知事(69)が年内にも辞表を提出し、政界を引退するというのだ。

 森田知事といえば、先の台風15号で千葉県内が深刻な被害が表面化した9月10日、なんと公用車で姿をくらませてしまったのだ。

「県庁に災害対策本部が設置されたにもかかわらず、何の対策も行わず、千葉県芝山町にある別荘を公用車で訪問していたんです。さらに、9日に県庁に登庁しなかったことも判明した。停電など、被害が発覚したあとの10日午前になってから、ようやく災害対策本部を設置しているんです」(県庁関係者)

 こうした森田知事の一連の不祥事を報じたのが『週刊文春』だった。

「2週に渡って森田知事のあるべき姿と無能ぶりを徹底して報じたんです。最近では、この“文春砲”に刺激を受けたネット民らが、勝手に義勇団を組織し、森田知事の監視を続けているんです」(政界事情通)

 心臓に毛が生えていると評判だった森田知事だが、こうしたネット民の追及に音を上げているという。

「誰かに尾行されている。電話まで盗聴されていると騒いでは職員を困らせているんです。もちろん調べたが、そんな事実はなかったそうです」(関係者)

 そもそも、森田知事が現在のポストにしがみつく理由は、知事の年俸以外に莫大な利権が絡んでくるからだという。

「年俸は数多いる知事の中では最高額の2500万円〜。これに成田空港の利権が絡んでくる。芸能界よりも確実に儲かるんです」(芸能プロ関係者)

 そんな森田知事だが、政界引退後は芸能界への復帰を目論んでいるという。

「すでにBS局へ売り込みをかけているんです。キャスターをやってみたいようです。ちなみに、ギャラは一本200万円〜。知事ブランドだと言って譲らないそうです」(芸能プロ関係者)

 森田知事、芸能界にも居場所がないことを気が付いていないようだ。