国連安全保障理事会は4日、北朝鮮が11月28日に弾道ミサイルを発射したことを受け、非公開で対応を協議した。

 米国が北朝鮮問題の対応の場を米朝協議に移していることから今回も安保理としての見解は示されず、英独仏など欧州6カ国が非難声明を出すにとどまった。

 声明は北朝鮮が5月以来弾道ミサイルを13回発射したと指摘。「北朝鮮が弾道ミサイル試射を続けていることを深く憂慮する」とし、「挑発的行為を非難する」とした。

 北朝鮮は今回の発射を超大型放射砲(ロケット砲)によるものと発表しており、安倍晋三首相が「弾道ミサイル」としたことに「本当の弾道ミサイルが何か、非常に近くで見ることになるだろう」と反発した。声明はこうした発言を念頭に「北朝鮮による域内外のパートナーに対する脅しを非難する」とし、米国との協議に誠実に臨むように求めた。(ニューヨーク=鵜飼啓)