「viewty(ビューティ)」のイメージ。(画像:ノベラの発表資料より)

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 肌測定AIの開発を手掛けるノベラ(東京都港区)は2日、スマートフォンアプリ「viewty(ビューティ)」の正式リリースを発表した。公式Instagram、LINE、noteも同日より運用を開始している。

 国内の化粧品市場は、海外からの観光客によるインバウンド需要もあり堅調な伸びを示している。富士経済の調査によるとその市場規模は、2018年は前年比4.0%増の2兆7,858億、2020年には3兆円を突破すると予想されている(富士経済「化粧品マーケティング要覧 2018 総括編」)。

一方で、化粧品、特にスキンケア商品に対するニーズは多様化している。そもそも、肌の状態は個人差があり、常に一定の状態にあるわけではない。季節やストレス、年齢、生活習慣などの要因によって人それぞれの肌悩みがあり、自分に合った化粧品が分からないという女性も多い。

 そうした中、肌の状態を診断し、多様なブランドのスキンケア商品2万点の中から、自分に合ったアイテムをレコメンドしてくれるスマートフォンアプリがリリースされた。メークアップアーティストなど、美容のプロ200人以上の知見をAI(人工知能)に学習させているという。

スマートフォンのカメラで肌を撮影すると、シワ、キメ、シミ、透明感、うるおいといった8項目で肌の状態を測定、分析し評価する。ユーザーが顔を見せると、アドバイザーが音声付きで肌分析を始める。多くの肌を見てきた美容のプロの知見に基づいたアドバイスにより、化粧品カウンターにいるような感覚を実現しているという。また、音声には梶裕貴などの人気声優を起用している(音声についてはアプリ内で課金あり)。

 同時に運用が開始された公式Instagram、LINE、noteでは、viewtyアプリと連動し、SNS等に掲載や言及された化粧品と自分の肌との相性がですぐ分かるようになっている。今後は、スタッフがセレクトするスキンケア化粧品やインフルエンサーへのインタビュー、イベントの様子などを公式SNSやブログで発信していくとしている。

 ノベラは2017年創業。コア技術である肌測定AIのほか、顔認証や顔データを取得・分析するセンシング技術を搭載したスマートミラー「novera」の開発を手掛けている。