2020年東京五輪のマラソンと競歩の発着点に決まった札幌の大通公園(2015年2月5日撮影、資料写真)。(c)KAZUHIRO NOGI / AFP

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【AFP=時事】国際オリンピック委員会(IOC)は4日、2020年東京五輪の陸上マラソンと競歩の発着点が、北海道マラソン(Hokkaido Marathon)の会場として使用されている札幌の大通公園(Odori Park)に決定したと発表した。また、日程は一部見直され、男子マラソンは大会最終日の早朝に実施されることとなった。五輪のマラソンと競歩の開催地は、東京の猛暑を理由に札幌に変更されていた。

 IOCのカースティ・コベントリー(Kirsty Coventry)選手委員長は、「選手の健康は常にわれわれの懸案事項の中心であり、マラソンと競歩の札幌への開催地変更は、われわれがどれほどそのことを懸念していたかを示している」とコメントした。

 札幌は東京から800キロ北に位置しており、IOCは各国内オリンピック委員会(NOC)と選手やコーチのサポートを円滑に得られるようにスケジュールを見直したとしている。

 この結果、マラソンと競歩は8月6日から大会最終日の9日にかけて4日連続で実施されることになる。大会は7月24日に開幕する。

 東京五輪組織委員会の武藤敏郎(Toshiro Muto)事務総長は、「開催地変更の決定以降、これほど早く大通公園が会場として承認される見通しとなったのは、多くの人のサポートのおかげであり感謝している」と話した。

「東京2020の開幕まで8か月を切っている。東京2020はこれからもワンチームとして大会の準備に関与するすべての関係者と密接に協力していく」

 マラソンと競歩の日程は以下の通り。

■8月6日 男子20キロメートル競歩(午後4時半スタート)

■8月7日 男子50キロメートル競歩(午前5時半スタート)、女子20キロメートル競歩(午後4時半スタート)

■8月8日 女子マラソン(午前7時スタート)

■8月9日 男子マラソン(午前7時スタート)

【翻訳編集】AFPBB News

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