全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。今回は私が11月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店、もしくは初めて食べたメニューに限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。

それでは発表します!

第5位:Jikasei MENSHO(渋谷)

11/22にグランドオープンした新生“渋谷パルコ”のB1にMENSHOグループの10店舗目の新店がオープン。和牛を使ったラーメンがコンセプトで、担々麺と醤油、塩がメインで、汁なしやヴィーガンも用意。

サンフランシスコのTwitter社で振舞った時に大反響だった樹脂製の縦型らぁめん器が何よりもの特徴。厚さが9mmもあって器が熱くなく、ワンハンドで持ちやすくて、面白い。丼の間口が狭いので、表面の油が少なくて済むのもポイント。

「牛とろシビレ担々麺」「汁なし牛とろシビレ担々麺」ともにオススメ。化学調味料不使用で芝麻醤やタレなど自家製の調味料に、アーモンドミルクを合わせてコクを演出。辛さや痺れもちょうどよく、素晴らしいバランスだ。麺は自家製の太め縮れ麺。モチモチといい存在感。上には和牛の低温調理の細切れが乗る。

スープが濃厚なので汁ありの方が満足度はあるが、タレの絡みまくった自家製麺をダイレクトに楽しめるのは汁なし。これは悩む。

第4位:中華そば JAC(高円寺) 

個人店で徳島ラーメンのお店というのは東京ではなかなか珍しい。

オススメは「JACラーメン」。具は豚バラ、味玉、モヤシ、メンマ。麺は細めストレートでコシのある低加水麺。スープは厚みのある豚骨にまろやかな醤油ダレ。しっかり厚みはあるのに臭みは全くなく、仕事の丁寧さが伺える。

途中で卓上のすだちを入れると味が締まっていい味変に。徳島ならではのすだちを合わせるところがニクイ。

進化型の徳島ラーメンともいえる一杯。

第3位:博多元気一杯‼︎(呉服町(博多))

 

博多の伝説の店。そもそも以前は撮影禁止で、その他もいろいろな伝説を聞いていたので怖くて行ったことがなかった。とはいえ看板のないお店でやっぱり怖い。水色の小さいバケツが営業中の目印。

「ラーメン」の具はチャーシュー、キクラゲ、ネギとシンプル。かなり濃厚で白濁したスープなので具もあまり見えないほど。麺は通常の博多系よりちょっと太くてモチっとしたタイプ。

濃厚でクリーミーで奥行きも深いスープ、これは旨い。スープだけで説得力が物凄く、虜になる。

博多でも今まで全く食べたことのないタイプの濃厚豚骨ラーメン。これは必食。

第2位:和歌山ラーメン まる岡(亀有)

 

今年4月オープンの和歌山ラーメンのお店で、店主さんが和歌山の“○イ 中之島本店”出身。

オススメは「定番ネギラーメン」。ライス無料。

具はネギ、チャーシュー、モヤシ。麺は中細ストレートで柔らかめ。スープは国産豚骨を2日間煮込んだ濃厚豚骨醤油系。

厚みはしっかりあるが臭みや骨粉も全くなく、丁寧な仕事が伺える。カエシも強めで醤油の旨味と香りがしっかり感じられる。ネギは契約農家の九条ネギ系「緑宝黒葱」を使用。スープに浸かってもシャキシャキでこれが最高。チャーシューは霧島山麓豚でホロッホロに仕上がっている。

どエライ旨さ! 余計なものを入れず、まっすぐに最高なものを目指した一杯。和歌山ラーメンは都内からはだいぶ数が減っているので貴重な新店。これは応援したい。

第1位:らぁ麺や 汐そば 雫(堀田(名古屋)) 

名古屋のミシュランガイド掲載店。

オススメは「肉玉汐そば」。具は豚チャーシュー6枚、鶏チャーシュー2枚、味玉、メンマ、ネギ。麺は自家製麺の平打ちストレート。スープ一口でもう昇天の旨さ!

塩ラーメンの範疇を大きく超えるダシの旨味で、口の中がまろやかさで支配される。魚介の旨味と塩ダレのまろやかさが秀逸。ツルツルとした食感の麺も心地よい。豚チャーシューはしっとりと旨い。鶏はフカフカと。味玉は半熟だが崩れず、スープを汚さない。

全てがビシッと締まっていて、ミシュランも納得の一杯。行列も納得、最高中の最高。

(執筆者: 井手隊長)

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