北朝鮮のチャンリン(昌麟)島の軍部隊を視察する金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(撮影日不明、2019年11月25日配信、資料写真)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が北朝鮮に対し、武力行使の可能性を示唆する発言をしたことをめぐり、北朝鮮は4日、武力が行使されれば「いかなる水準であれ、即座に相応の措置を取る」と警告した。

 トランプ氏は3日、英国での北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席した際、北朝鮮について尋ねられると、依然として軍事行動に出る可能性もあると示唆した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党委員長については「本当にロケットの打ち上げが好きなようだ。だから私は彼を『ロケットマン』と呼ぶ」と述べていた。

 朝鮮中央通信(KCNA)によると、朝鮮人民軍の朴正天(パク・チョンチョン、Pak Jong Chon)総参謀長は4日、トランプ氏の発言に「大いに失望」したと表明。「米国がDPRK(北朝鮮)に対し、いかなる武力でも行使することがあれば、われわれもいかなる水準であれ、即座に相応の措置を取る」と語った。

 金氏は1月1日、北朝鮮の主要政治行事である新年の演説を行うが、北朝鮮は米国に対し、この演説前の年末までに、新たな譲歩を示すよう求めている。

【翻訳編集】AFPBB News

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