米国人ラッパーのT.I.。米ニューヨークで(2017年4月7日撮影、資料写真)。(c)ANGELA WEISS / AFP

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【AFP=時事】米国人ラッパーT.I.(ティーアイ、39)が先月、毎年自身の娘を産婦人科に連れて行き「処女膜をチェック」させていると発言し激しい非難を浴びたことを受け、米ニューヨーク州はいわゆる「処女検査」禁止の検討に入った。

 民主党のミケール・ソラ―ジュ(Michaelle Solages)州議員は、処女検査の禁止を求める州法案を提出した。世界保健機関(WHO)によると同検査には科学的根拠がなく、性暴力に等しいという。

 ソラ―ジュ氏はAFPの取材に対し「処女膜検査は医学上不要で、痛みを伴い屈辱を与えることが多い」と述べた。同様の検査は、処女であることが結婚の前提となる保守的な社会の国々では一般的となっている。

 WHOは処女膜の様相では性交の有無を判別できないと指摘し昨年、処女検査の廃止を呼び掛けた。処女膜は膣(ちつ)の入り口を囲うまたは一部を覆う薄い組織で、乗馬などさまざまな要因で損傷することがあり、すべての女性が持って生まれるとは限らない。

 過去3回グラミー賞(Grammy Awards)を受賞しているT.I.(本名:クリフォード・ハリス、Clifford Harris)は先月、ポッドキャストの番組で、現在18歳の娘を毎年産婦人科に連れて行っていると発言していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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