(CNN)北朝鮮で対米政策を担当するリ・テソン外務次官は3日、米国にクリスマスのプレゼントを贈ると予告し、その中身は米朝協議の結果によって決まると述べた。

非核化をめぐる米朝間の交渉が停滞するなか、北朝鮮は米国側に対し、年内に打開策を提示するよう求めている。一部の専門家はリ氏のメッセージについて、長距離ミサイル実験を再開する可能性があるとの解釈を示す。

リ氏は国営メディアを通した声明で、米国が掲げる「対話」の本質は、北朝鮮を縛り付け、それを米国内の政治や選挙で有利に使おうとする「ばかげた策略」にすぎないと批判。全ては米国自体がクリスマスプレゼントとして何を選ぶかにかかっていると主張した。

北朝鮮は2017年7月、米独立記念日の「プレゼント」と称して大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った経緯がある。

また朝鮮中央通信(KCNA)は4日、朝鮮労働党が国内外の重大問題を討議、決定するため、今月下旬に中央委員会総会を開くと伝えた。専門家によれば、米国との協議の進展状況に基づいて今後の方針を定め、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が年明けの演説で発表するとみられる。

KCNAはさらに、正恩氏が軍馬に乗り、中国国境の白頭山を訪れた姿の写真を公開した。白頭山は正恩氏の祖父、故・金日成(キムイルソン)主席が抗日闘争の拠点を置いた地として知られている。