日本代表の森保一監督

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 日本代表の森保一監督は4日、EAFF E-1選手権に向けた日本代表メンバー22人を発表した。大会の招集上限は23人。関塚隆技術委員長は「(7日に)J1最終戦があるので、終了時点で23人で戦いに臨みたいと思っている」と追加招集が行われることを示唆した。

 東アジアのA代表が集まるE-1選手権は12月10日に開幕し、同18日までに3試合を行うスケジュール。J1リーグの最終節は7日に行われるため日程の重複はないが、その結果次第で14日に予定されているJ1参入プレーオフ決定戦の出場チームが決まる。

 一発勝負で行われるJ1参入プレーオフはもし敗れれば、来季のJ2リーグ降格が決まるという重要な一戦。第33節を終えた時点で12位の名古屋、13位の浦和、14位の鳥栖、15位の清水、16位の湘南に可能性が残されている。これらのクラブに配慮してか、所属選手たちは現段階で一人も招集されていない。

 また21日に天皇杯準決勝を控えている清水、鹿島、神戸、長崎からも出場資格のないFW上田綺世(鹿島)を除いて招集されず、ここにも配慮があったとみられる。したがって、追加招集の選手は現時点でプレーオフ出場の可能性が残されており、なおかつJ1最終節の結果で出場を免れた清水以外のチームから選出されると推測される。

 今回のメンバー表を見ると、ポジションはGK3人、DF6人、MF10人、FW3人という振り分け。最近の活動ではそれぞれ3人、7人(8人)、10人(9人)、3人という構成が通例となっており、DFの選手が不足している。

 また、今回のメンバーは東京五輪世代を中心に組み込んでいるため、追加されるのは過去のU-22日本代表活動で選出実績を持つ選手が有力。その条件に当てはまるDF橋岡大樹(浦和)、DF原輝綺(鳥栖)、DF杉岡大暉(湘南)らにチャンスがありそうだ。

 その枠組みは同日に発表されたU-22日本代表メンバーも同様。現状ではGK3人、DF5人、MF9人、FW2人の合計19人が選出されており、12月28日のキリンチャレンジ杯ジャマイカ戦までに4人の追加が行われる見込みだ。関塚技術委員長は「Jリーグが継続中なので終了してから、参加招集できる選手で23人を決めたい」と意向を述べた。

(取材・文 竹内達也)