中嶋にラリアートを叩き込む潮崎

写真拡大

“同門対決”を制した豪腕・潮崎豪(37)が、来年1月4日の東京・後楽園ホール大会でのGHCヘビー級王座挑戦を決めた。

 ノア3日の後楽園ホール大会で潮崎と中嶋勝彦(31)のデビュー15周年記念試合が行われ、GHCタッグ王座を保持する「AXIZ」が約1年7か月ぶりにシングル激突した。

 2人はいずれも2004年にデビュー。シングル戦績は潮崎の3勝2敗1分けとほぼ互角だ。この日は予想以上の激闘となった。

 潮崎が重い逆水平、中嶋は胸板に強烈なミドルを叩き込む。さらに潮崎がラリアート、中嶋は顔面への蹴り、ヴァーティカルスパイクなどで一歩も引かない。実に29分20秒に及ぶ大激闘は、潮崎が師匠の鉄人・小橋建太ばりのムーンサルトプレスで辛うじて3カウントを奪った。

 感極まった潮崎は「デビューして15年。俺の前にはいつも勝さん(中嶋)がいた。ありがとう」と絶叫。万感の表情で相棒の背中に最大級の賛辞を贈ると、態度を戦闘モードに再度切り替え「GHCヘビー級王者の清宮海斗、出て来い!」と23歳の若き王者に出頭を命じ「輝いているGHCのベルトを奪い返すのは俺しかいないだろ?」と宣戦布告。約3年7か月ぶり4度目の戴冠を誓った。

 受けた王者も「この時を待っていた。俺には目指す未来がある。1月4日後楽園ホール。俺が今までつくってきた新しい景色を体感してもらう!」と快諾。両雄はガッチリと握手を交わした。AXIZが想像した最高の空間は、感動の渦に後楽園を巻き込むフィナーレとなった。

 またGHCジュニアヘビー級王者HAYATA(32)が、英国の若き関節鬼・クリス・リッジウェイ(26)を撃破して3度目の防衛に成功。試合後にはクリスが所属するスティンガーのリーダー・小川良成(53)が何と同王座初挑戦を表明。1月4日の後楽園大会での挑戦が決まった。寡黙なベテランが立ち上がったことで、ノアのジュニア戦線は一気に面白くなってきた。