猫の手も借りたい......。あまりに忙しいとそんなことわざが頭をよぎる。

しかし、猫は助けてくれない。本当に手伝ってくれるのは、「文鳥」だ。

その証拠に、こちらの動画をご覧いただこう。

段ボールに新聞紙の束、ガムテープ、ビニールひも。まさに「荷造り中」といった光景だ。

白いビニール紐の上には1羽の文鳥がちょこんと乗って、紐の端っこで遊んでいる。

こちらは文鳥の「もっち」さん。もっちさんに向かって、飼い主がそっと手のひらを差し出すと、なんと紐をくわえたまま飛んできたではないか。

なにかと見失いがちなビニール紐。こうやって持ってきてもらえたら、荷造りもずいぶん楽になりそうだ。


持ってきましたよ(もっち@motimotimotti09 さんのツイートより)

Jタウンネット編集部が12月2日、動画を投稿した飼い主に話を聞いたところ、もっちさんはこの後も何度も紐をもってきてくれたそうだ。

「ちょっとした荷造りをしていた時に放鳥をしていて、紐で遊んでる様子を見て手のひらを差し出したらこっちに向かってきた感じです」(飼い主)

今回、ビニール紐を持ってきてくれたのは偶然なのかと聞くと、

「偶然なのですが、もう一度やろうと思えば持ってきてくれます」

とのこと。もっちさんが雛の時から育てているため、非常に懐かれており、手のひらを差し出したらいつも飛んできてくれるという。

もっちさんの飼い主が、2019年11月30日に投稿したこの心癒されるお手伝いの様子には、

「賢い!」
「お手伝い上手」
「おりこうさんですねえ」

と感心するリプライが相次いでいる。