契約を更改した岡本

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 かつてこんな巨人の4番がいただろうか…。巨人・岡本和真内野手(23)が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、高卒5年目で初の大台突破となる6000万円増の1億4000万円でサインした。

 最後まで“岡本ワールド”全開だった。今季、4番として打率2割6分5厘、31本塁打、94打点の成績を残し、8000万円からどこまで昇給するかが最大の注目点。ニヤニヤしながら開口一番「1000万円アップです。(大台突破は)しなかったです」とすっとぼけたかと思えば、舌の根も乾かぬうちに「いや、まあ大台は突破しました」とケロリ。ひと通り今季を振り返りながら「まずは全試合スタメンを」と来季への抱負も口にし、ケムに巻き続けた昇給額も「どうしよう…。恥ずかしい。うーんと」と最後は告白した。

 ただ、こんなもので岡本劇場は終わらない。増額分の使い道を聞かれると「1円残らず使う!」と豪語したが、いろいろ考えた末に「貯蓄に回します」と前言撤回。極めつきは球団側との交渉の席で、おそらく球団創設以来初であろう前代未聞の珍要求を突きつけたことも明かした。

 東京ドームのウエート場の器具を一新する確認を得た上で「サロンの食堂に出てるメロンが硬い…。柔らかい、ちゃんと熟したヤツをと要望を出しました。ホンマ、メロンだけはいいのを入れてほしいです」。“メロン改革”の正式な約束までは取りつけていないそうだが「来年が楽しみ」と少年のような笑みを浮かべ、会見場は爆笑に包まれた。

 ちなみに、1億円突破記念として報道陣に「(僕に)高級メロンを持ってきてくださいよ」と“逆要求”を突きつけた主砲は「この前、2万円もする高級メロンを買ったんですよ。食べようと思ったら熟しすぎてメッチャまずかったです。食べごろが難しいですねえ」とナゾのエピソードも披露。とにかく、ものすごい“メロン愛”を語り尽くし、劇場に幕を下ろした。

 なお、この日は5年契約2年目となる丸佳浩外野手(30)が現状維持の4億5000万円、澤村拓一投手(31)は3250万円増の1億5400万円、今村信貴投手(25)は200万円増の2800万円、重信慎之介外野手(26)が1000万円増の3500万円でそれぞれサインした。

(金額は推定)