11月30日の『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、中居正広が『2019世界野球WBSCプレミア12』(世界野球プレミア12)で、野球日本代表・侍ジャパンの公認サポートキャプテンを務めた感想を語った。

 中居は野球を愛するがゆえ、野球の仕事について「向き、不向きで言ったら不向きなのかな」と分析。試合前のウォーミングアップ中に選手に心境を聞きたいが、「これがね、聞けないっすよね」とコメント。

 選手に対して「試合前にルーティンを崩したくない」という思いがあり、コメントを取るのは1試合に2人までと決め、時間も1人40秒〜1分程度に決めているという。

 ほかのマスコミへも配慮している。自分が行けば選手は質問に答えてくれるが、「中居だけ独占するのはよくないなっていうのが昔からあって」と、各方面への気遣いを明かした。

 いつも熱心にメモを取って職務にあたっている中居。それだけにメモ帳について、「ほんと命なんですよ、僕のリポートの」と大切にしているという。

 だが、前回WBCの準決勝では、屋外球場のドジャー・スタジアムに雨が降り、メモ帳の文字がにじんでしまったという。途中で傘を持ってきてもらったが、「自分が濡れるのはいいけど、このノートさんだけはなんとかしてくださいよ」と訴えた。

 侍ジャパンが見事に優勝を飾ったことで、中居は「や〜、世界一よかったなぁ」としみじみ語った。中居はとことん真摯に野球と向き合っているのだ。