リスグラシューとD.レーン騎手(2019年10月26日、ムーニーバレー競馬場)

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 有馬記念・G1(22日、中山・芝2500メートル)が引退レースとなるリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)は、引き続きダミアン・レーン騎手(25)=オーストラリア=とのコンビで挑むことを12月3日、管理する矢作調教師が発表した。

 レーンは来日1年目の今年、2か月の短期免許期間はすでに終了しているが、リスグラシューとのコンビで宝塚記念、コックスプレートと国内外のG1を2勝。この活躍が評価され、22日の一日限定免許での騎乗が可能になった。

 矢作調教師は「有馬記念はファン投票のレース。ファンが一番望んでいるジョッキーは誰かと考え、レーンでリスグラシューを見たいというのがファンの心理と思い、JRAに申請をした結果、免許が承認される見込みとなりました。引退レースに向かうにあたり、我々が一番納得する形で、ファンの皆さんも喜んでくれる形だと思います。彼女にとって最高のジョッキーが乗ってもらえることになり、有終の美を飾れたらと思います」と意気込みを語った。きょう3日に栗東トレセンに帰厩しており、年末のグランプリに向けての調整を開始する。

 同様のケースとしては2003年、短期免許の期間が終了していたミルコ・デムーロ騎手(現JRA所属)が、ネオユニヴァースで皐月賞、日本ダービー制覇とG1を2勝していたことが評価され、菊花賞当日の限定免許で同馬に騎乗(3着)している。