神戸在籍時のキム・スンギュ

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 サッカーの韓国1部、蔚山現代に所属する元神戸で韓国代表GKキム・スンギュ(29)が1日に行われた浦項スティーラースとの優勝がかかった一戦でスローインのボールを相手選手に渡し失点するというまさかのミスを犯した。この敗戦により蔚山現代は優勝を逃した。

 この日、Kリーグは最終順位やACL出場権などを争うプレーオフの最終節を開催。蔚山現代は2位の全北現代に勝ち点3差をつけ、勝利すれば優勝という状況だった。

 問題の場面は蔚山現代が1−2で迎えた後半43分に起きた。1点を追う状況で急いで攻撃するためか、蔚山現代が自陣で得たスローインをキム・スンギュが担当。しかしキム・スンギュの放ったボールは受けに来た味方選手の頭上を越えて相手選手の元へ。ボールは無人のゴールへ流し込まれ、ほぼ勝負を決定付けられる3点目を献上した。蔚山現代はアディショナルタイムにも失点。1−4で大敗を喫し、全北現代が逆転優勝を果たした。

 大一番での失態に韓国メディアも注目。「MKスポーツ」は「後方から大事故が起きた。攻撃を急ぐためキム・スンギュがゴールを空けて直接スローインをしたことがアシストになった」と報道。「OSEN」は「キム・スンギュにとって永遠の悪夢になる試合だった」と評し、キム・ドフン監督のコメントも紹介。「急ごうとしてやったことだと思う。サッカーでは生まれる可能性がある場面」とキム・スンギュをかばった。