ホーム最終戦セレモニーで挨拶に立つDF内田篤人

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[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 サポーターからブーイングも飛び交う中、キャプテンとして謝罪した。ホーム2連敗で最終節を残して優勝の可能性が消滅した鹿島アントラーズ。試合後のホーム最終戦セレモニーではキャプテンのDF内田篤人が挨拶に立った。

「今日を含めて今季、自分たちの力のなさ、不甲斐なさを痛感しました。試合前から応援してくださったサポーターの皆さん、申し訳ございません」。そう頭を下げたうえで、ACL出場圏内となる3位確保を懸けた12月7日の最終節・名古屋戦(豊田ス)、さらには12月21日の天皇杯準決勝・長崎戦(カシマ)に向け、「あと1試合、それから天皇杯2試合。自分たちのリベンジの場がある。必ず元旦、新国立でいい結果を残せるように準備します」と誓った。

 サポーターからのブーイングについては「優勝しないといけないチーム。2位、3位で拍手を送られるチームじゃない。それは選手も分かっているし、ブーイングがあって当然」と受け止め、「強いチームは、厳しいサポーターの目があって、若い選手もそうだし、僕も含めてまだまだ成長できる面がある」と納得している。

 そのうえで「無冠では終われない」と力説。全タイトル獲得を目指して戦ったシーズン。これでACL、ルヴァン杯に続いてリーグ戦のタイトルも逃した。それでもまだ天皇杯がある。「全部のタイトルが取れたのは3冠した2000年だけ。これまでも1つ2つは逃してきているし、切り替えは下手ではない」と努めて前を向く。「あと1試合やって、天皇杯がある。しっかり準備したい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)