鎌田の2ゴールで逆転負けのアーセナル…エメリ監督「我々は自信を失った」

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 ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第5節・フランクフルト戦で逆転負けを喫したアーセナルのウナイ・エメリ監督が、試合後にコメントを発表した。イギリス紙『ガーディアン』が29日に報じている。

 アーセナルは先制点こそ奪ったものの、後半に日本代表FW鎌田大地の2ゴールを浴びて痛恨の逆転負け。試合終了後には会場内でブーイングが起こる悔しい結果となった。

 試合後、エメリ監督は「今日見せたパフォーマンス以上に、我々は優れていると思う。選手たち、コーチ、私もそうだ。今、我々はやや自信を失ってしまったので、勝利することが必要なんだ。しかし、前半の選手たちは本当にいいパフォーマンスを見せてくれた」と敗戦の悔しさを吐露しながらも、チームへのリスペクトは欠かさなかった。

 自身の解任もささやかれている中、「どのように改善できるか、どうすれば選手たちから信頼を得られるかを考えている」とコメント。苦境に立たされている中で解決策を模索しているようだ。

「私の仕事はまず第一に分析をすることだ。日曜日の試合に向けて準備するよ」と、指揮官はすでに次戦を見据えている。次戦はプレミアリーグ第14節・ノリッジ戦。降格圏に沈むチームを相手にどのような戦いを見せるのだろうか。