安倍首相主催の『桜を見る会』で反社会的勢力と菅官義偉房長官が握手している写真がネット上に出回り、釈明に大わらわだ。菅官房長官はおととい26日(2019年11月)には「出席は把握していなかった」と説明したが、27日には「一緒に撮った写真があるというのなら、私は把握していないが、その方は結果として会場にいたんだろうということを申し上げた」と修正した。

「出席」「結果として入っていた」「会場にいたんだろう」とそれぞれニュアンスが違うのだが、流通経済大学の龍崎孝教授は「この3つの言葉の使い分けは極めて重大な問題をはらんでいる」と次のような指摘をする。

下手に認めると招待者した政治家がバレる

龍崎教授「『出席した』ということになると招待したことになり、誰が推薦したか把握していることになります。名簿は廃棄したはずなのに、その人物を特定できていることにもなるわけで、だから出席したとは言えないんです。

では、『入っていた』は招待した人は特定できるということになり、これも言えない。だから、理由は分からないが、ただ『会場にいたんだろう』と苦しい説明をしているんです。誰かが呼んだのなら、その人に責任がある。誰も呼んでなければ、セキュリティー上、主催者に責任がある。それだけこれは重大問題なんです」