吉村卓也が各球団のドラフトを振り返る!補強ポイントを抑えているのか?

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 みなさんこんにちは、俳優の吉村卓也です。先月になりますが、ドラフト会議は白熱しましたね!!

 皆さんのイチオシの球児はどのような結果になりましたでしょうか?

 まずは各球団の指名選手と、今回のドラフトに対して僕個人的なコメントをしながら振り返ろうと思います!

宮川哲 (埼玉西武ライオンズドラフト1位)

西武ライオンズ

1位 宮川哲 投手 東芝2位 浜屋 将太 投手 三菱パワーシステムズ3位 松岡 洸希 投手 埼玉武蔵ヒートベアーズ4位 川野 涼多 遊撃手 九州学院5位 柘植 世那 捕手 Honda鈴鹿6位 井上 広輝 投手 日大三7位 上間 永遠 投手 徳島インディゴソックス8位 岸 潤一郎 遊撃手 徳島インディゴソックス

 惜しくも佐々木 朗希投手を外した西武ですが、外れ一位で東芝・宮川哲投手を獲得! 今回の指名の並びを見てわかる通り、西武の補強ポイントは即戦力投手!! なので社会人No. 1の宮川投手を獲得できた事は大きいですね。 高校生からは、日大三・井上 広輝を6位で指名。 井上くんの持ち味は、腕の振りの良さからストレートと見分けがつかないチェンジアップ その威力は超一級品です! 全体的に、西武は補強ポイントをしっかり押さえられた、良いドラフトではないでしょうか。

福岡ソフトバンクホークス

1位 佐藤直樹 外野手 JR西日本2位 海野 隆司 捕手 東海大3位 津森 宥紀 投手 東北福祉大4位 小林 珠維 投手 東海大札幌5位 柳町 達 外野手 慶應義塾大

 一位指名で石川 昂弥選手を外し、外れ一位でJR西日本・佐藤直樹選手を獲得! ソフトバンクは、全体的に戦力が整っていますので、特にココ!といった補強ポイントはなかったようなドラフトに思います。 その中でも、年齢層の上がってきている野手陣を狙ったドラフトだったようです。

東北楽天ゴールデンイーグルス

1位 小深田大翔 遊撃手 大阪ガス2位 黒川 史陽 二塁手 智辯和歌山3位 津留崎 大成 投手 慶應大4位 武藤 敦貴 外野手 都城東5位 福森 耀真 投手 九州産業大6位 瀧中 瞭太 投手 Honda鈴鹿7位 水上 桂 捕手 明石商

佐々木朗希(千葉ロッテドラフト1位)

 佐々木 朗希投手を外し、大阪ガス・小深田選手を指名しました。 石井GMが野手を欲しがっているとの情報があった楽天。結果として1位2位で内野手を獲得しています。 ただ、遊撃手には茂木がいますしセカンドには浅村がいます。 小深田選手をどこで使う考えなのかが気になりますね。 2位に智辯和歌山の黒川選手を指名! 黒川選手といえば、高校通算34本塁打、広角に飛ばせる長打力と巧みなバットコントロール! 50メートル6秒2の俊足もあり、二塁三塁を任せられる守備力も魅力です。 将来の中軸候補としての指名になったと思います。

千葉ロッテマリーンズ

1位 佐々木 朗希 投手 大船渡2位 佐藤 都志也 捕手 東洋大3位 高部 瑛斗 外野手 国士舘大4位 横山 陸人 投手 専大松戸5位 福田 光輝 遊撃手 法政大

 四球団競合の末、見事当たりくじを引き佐々木 朗希投手を獲得しました!! 昨年の藤原選手に続き、見事なくじ運ですね!! ロッテは外野手のFA状況や高年齢化があるので、外野手の補強がチーム事情にマッチしていると思います。 3位に高部選手を指名していますし、2位の佐藤選手は捕手ですが、走攻守すべてを兼ね備えた選手ですので外野も出来ます。捕手が難しければ外野で、というのも考慮しての指名だったのではと考えてます。 なにより、佐々木朗希選手も獲得でき、満足のドラフトですね。

北海道日本ハムファイターズ

1位 河野 竜生 投手 JFE西日本2位 立野 和明 投手 東海理化3位 上野 響平 遊撃手 京都国際4位 鈴木 健矢 投手 JX−ENEOS5位 望月 大希 投手 創価大6位 梅林優樹 捕手 広島文化学園大7位 片岡 奨人 外野手 東日本国際大

 佐々木投手を外し、外れ1位で河野投手を獲得しました。今シーズンでは先発で困っていただけに、投手優先に徹したドラフトだったのではないでしょうか。河野投手は社会人ですが、高卒3年目と若い選手です。ここ一年でぐんぐん球速を伸ばしており、若いながら大人の投球ができる選手です。一年目から一軍で戦力になるんじゃないでしょうか。

オリックスバファローズ

1位 宮城 大弥 投手 興南2位 紅林 弘太郎 遊撃手 駿河総合3位 村西良太 投手 近畿大4位 前 佑囲斗 投手 津田学園5位 勝俣 翔貴 三塁手 国際武道大

 石川選手、河野投手を外し、外れ一位で宮城投手を獲得。 宮城投手は高校生No. 1左腕、貴重な本格派左腕を獲得できたのは良かったのではないでしょうか。 さらに2位には駿河総合・紅林選手を指名。長身の遊撃手で、高い身体能力があります。 当時の坂本選手(巨人)より上だというスカウト評価もあるほどの逸材です。 オリックスは内野が手薄なので、将来性抜群の大型遊撃手を獲得できたのは大きいと思います。

セ・リーグ球団のドラフト結果と評価

読売ジャイアンツ

1位 堀田 賢慎 投手 青森山田2位 太田 龍 投手 JR東日本3位 菊田 拡和 外野手 常総学院4位 井上 温大 投手 前橋商5位 山瀬 慎之助 捕手 星稜6位 伊藤 海斗 外野手 酒田南

 奥川投手、宮川投手を外し、青森山田・堀田投手を1位で指名。 知名度こそ低いものの、素材型の投手として高く評価されていた選手です。1位2位4位と、素材型で高いポテンシャルの投手を、次世代のエース候補としてしっかり獲得しましたね。選手層の厚い巨人ならではの、先を見越したドラフトに思えました。ただ、菅野投手が近いうちにMLBへ移動する可能性も考えたら、即戦力投手を獲得しても良かったのでは?と思いました。

森敬斗(横浜DeNAドラフト1位)

横浜DeNAベイスターズ

1位 森 敬斗 遊撃手 桐蔭学園2位 坂本 裕哉 投手 立命館大3位 伊勢 大夢 投手 明治大4位 東妻 純平 捕手 智辯和歌山5位 田部 隼人 遊撃手 開星高6位 蝦名達夫 外野手 青森大7位 浅田 将汰 投手 有明

 1位指名で桐蔭学園・森 敬斗選手でいきましたね! 若手投手陣が豊富の横浜ですから、投手よりは野手というドラフトでしょう。特に二遊間が手薄のため、2019ドラフトの遊撃手No. 1の森選手を指名したのもうなずけます。 2位3位には大学生投手を獲得!リリーフとして構想しているのだと思います。弱点をしっかり補強できた良い選択だったと思います。

阪神タイガース

1位 西 純矢 投手 創志学園2位 井上 広大 外野手 履正社3位 及川 雅貴 投手 横浜4位 遠藤 成 遊撃手 東海大相模5位 藤田 健斗 捕手 中京学院大中京6位 小川一平 投手 東海大九州

 奥川投手を外し、創志学園・西 純矢投手を1位指名! 西投手は、佐々木、奥川に並ぶ素材で将来的にはエースを任せられる逸材です! ただ、阪神の補強ポイントを考えると即戦力の野手が欲しいところだと思います。 2位で履正社・井上選手を指名しましたが、やはり即一軍というよりは何年かはかかるはず。 それを踏まえると、もう少し即戦力野手重視でも良かったかなとは思います。

広島東洋カープ

1位 森下 暢仁 投手 明治大2位 宇草 孔基 外野手 法政大3位 鈴木 寛人 投手 霞ヶ浦4位 韮沢 雄也 遊撃手 花咲徳栄5位 石原 貴規 捕手 天理大6位 玉村 昇悟 投手 丹生

 今年のドラフト即戦力No. 1と言われていた森下投手を一本釣り! 2位の字草選手はプロでもトップクラスの高い走力があり、打撃も素晴らしいです。 走力野球を掲げるカープにはピッタリの選手です。 唯一、菊池選手のメジャー挑戦が決まり、田中選手もどうなるのかというところですので、そこを補強できる即戦力を獲得しても良かったかなとは思いますが。 全体的に良いドラフトだったと言えますね。

中日ドラゴンズ

1位 石川 昂弥 内野手 東邦2位 橋本 侑樹 投手 大阪商大3位 岡野 祐一郎 投手 東芝4位 郡司 裕也 捕手 慶応義塾大5位 岡林 勇希 投手 菰野6位 竹内 龍臣 投手 札幌創成高

 東邦の石川選手を三球団競合のもと、見事当たりくじを引き当てました!! 昨年の根尾選手に続いて会心の引きでしたね。 石川選手は、長身ながら柔らかい打球で、天性のバッティングセンスがあります。 将来的には、中日の、いや、日本の中軸を任されるような選手になると思います。 中日の補強ポイントは投手えすが、2位3位でしっかり獲得し、良い補強が出来ていると思います。

 奥川恭伸(東京ヤクルトスワローズドラフト1位)

東京ヤクルトスワローズ

1位 奥川 恭伸 投手 星稜2位 吉田 大喜 投手 日本体育大3位 杉山 晃基 投手 創価大4位 大西 広樹 投手 大阪商業大5位 長岡 秀樹 遊撃手 八千代松陰6位 武岡 龍世 遊撃手 八戸学院光星

 三球団競合の奥川投手を見事獲得!! 奥川くんは高校生ですが、一年目開幕から一軍でやっていく実力は十分にあると思います。野球史の中でも歴代トップクラスの逸材なので、ヤクルトは本当に嬉しいでしょうね。 2位の吉田投手も非常に完成度の高い投手です。 さらに3位4位と投手の指名が続き、課題の投手陣をしっかりと補強していきました。 これ以上のドラフトはないと言えるほど会心のドラフトでしたね。

という結果になりましたが皆さんいかがでしたでしょうか?

 今年のドラフトは各球団、例年以上に球団の弱点を分析し補強に伴った良いドラフト会議になったと思います。そこで頭ひとつ抜きん出て良いドラフトだったのはやはりロッテとヤクルトでしょうね。ロッテは佐々木投手、ヤクルトは奥川投手。超目玉選手を引き当てたのみならず、補強ポイントまでしっかり押さえた、まさに100点満点に近いドラフトだったのではないでしょうか?

 これでまた一段と来年のプロ野球がたのしみになりましたね!!

 それではまた次回お会いしましょう!

記事=吉村 卓也

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