九州場所後の横綱審議委員会が25日、両国国技館で開かれた。

 記者会見した矢野弘典委員長は白鵬について、「横綱の存在感を示した」と評価した一方、「張り手、かちあげはやり過ぎじゃないか。横綱の振る舞いとしては見苦しい」と、粗暴な取り口に強い調子で苦言を呈した。

 12日目の遠藤戦で肘打ちのような荒々しい立ち合いを見せた横綱に対し、出席した委員の「ほとんど全員」から同様の意見が出たという。「43回優勝する大横綱だが、名横綱と後世言われるような存在になってほしい」とも述べ、相撲協会に指導するよう要望した。

 初日に突然休場した鶴竜については「体調管理は大事。(けがを)治して、来場所出てほしい」とした。