43回目の賜杯に白鵬の自信も深まった

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 大相撲九州場所千秋楽(24日、福岡国際センター)、横綱白鵬(34=宮城野)は大関貴景勝(23=千賀ノ浦)を寄り切って14勝目(1敗)。14日目(23日)に決めていた4場所ぶり43回目の優勝に花を添えた。表彰式の優勝力士インタビューでは「このごろはケガに泣きましたし、こういう場にもう立てないんじゃないかと…。最高ですね。もう一度、若手の壁になってやろうと思った」と喜びをかみ締めた。

 白鵬が前回に優勝した3月場所では、Vインタビューの最後に三本締め。日本相撲協会から「けん責」の懲戒処分を受けた。2年前の九州場所では万歳三唱をして厳重注意を受けている。たびたびの“前科”があるだけに別の意味でインタビューに注目が集まったが、この日は問題視されるような言動は特になし。“改心”した姿を見せた。

 今回の賜杯奪回で、まだまだ地位に見合った力があることを証明。かねて目標に掲げてきた東京五輪が開催される2020年までの現役続行にも支障はなくなった。白鵬は「(東京五輪が)いよいよ近づいたという感じ。でも、今日は来年のことは考えたくないな」と話した。