舞台あいさつに登場した岡村隆史=丸の内ピカデリー1(撮影・三好信也)

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 ナインティナインの岡村隆史(49)が、21日深夜に放送されたニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、沢尻エリカ容疑者(33)の逮捕を受け、自身も出演する来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」での現場の混乱ぶりを「えらいこっちゃで」と明かした。「麒麟が−」の出演者が沢尻の逮捕について話すのは初めて。岡村は都内で行われた主演映画「決算!忠臣蔵」の初日舞台あいさつにも登場した。

 主要キャストの逮捕に放送前から荒波の大河について、岡村がラジオで悲痛な叫びを上げた。

 美濃の農民・菊丸役として大河初出演となる岡村は、このたびの緊急事態に「えらいこっちゃで。正直、ホンマに…」と吐露。つい先日にはポスター撮影があり、撮影スケジュールはどうなるのかなど現場は重たい空気感に包まれていたという。

 沢尻容疑者と絡むシーンは2場面だったといい、「1つはセットを組んで、一切顔を見られへん、ずっと下を向いて『はっ』という状態」と岡村。「そのセットもおそらくバラしてるやろうし…」と、セットの大掛かりな組み直しをおもんぱかった。もう1シーンは岩手ロケ。「これ、岩手行って撮り直しとなったら、季節も変わってる。森の色、畑の色も違う」と、CGなどで加工を施さねばならない可能性まで推測し、気の遠くなるような仕切り直しに、出演者として気に掛けた。

 同容疑者が演じる予定だった帰蝶(濃姫)の代役を、川口春奈(24)が務めることが発表されたばかり。急ピッチな撮り直しが強いられる。関係者によると、撮り直しによる放送延期の可能性は避けられず、第1回放送予定だった1月5日に間に合わないため、放送開始を遅らせることが確実だ。

 一部では、すでに撮り終えている沢尻容疑者のシーンは放送すべきとする声もある。しかし岡村は「まだ放送されていないのだから撮り直すのは当たり前」との持論を語った。