英国の20ポンド札(2016年8月17日撮影、資料写真)。(c)PAUL ELLIS / AFP

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【AFP=時事】英イングランドのブラックホールコリエリー(Blackhall Colliery)は、かつて炭鉱業で栄えたが現在は衰退が目立つ典型的なイングランド北東部の村の一つだ。しかしこの村が今、ミステリーの舞台として注目を集めている。その理由は、数年前から道端で繰り返し見つかっている謎の札束だ。

 地元警察によると、過去5年間に20ポンド(約2800円)紙幣の札束2000ポンド(約28万円)分の包みが13個、合わせて2万6000ポンド(約360万円)が見つかっているという。

 ジョン・フォースター(John Forster)巡査の話では、18日にも今年4つ目となる新たな現金の束が見つかった。

 フォースター氏は「札束は毎回、歩道の上の分かりやすい所に置いてあり、不特定の住民が見つけて警察に届けてくれた」と説明。現金を届け出た住民の「驚くべきコミュニティー精神」をたたえている。メディアは、ブラックホールコリエリーは英国中で最も正直な土地ではないかと書いている。

 ただこれまでの捜査では、謎を解く手掛かりは得られていない。

 英紙ガーディアン(Guardian)によると、この謎の慈善家の正体は「ブラックホールのサンタ」ではないかとささやく住民もいるという。

 同紙は、ある住民の話を掲載している。「この辺りは荒廃した地域というわけではないが、こんなに良いことはまず起こらない。人助けをしたい誰かさんの仕業かもしれない──サンタを手伝う小さな妖精とか。そうだったらいいわね」

【翻訳編集】AFPBB News

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