グレゴリーは、本格的な登山用からデイリーユースに最適なタイプまで、バックパックを多彩にラインナップします。ここでは、ライフスタイルカテゴリに属するアイテムを大公開!

 

永世定番「デイパック」ほか個性豊かなリュックを展開

その圧倒的な背負い心地の良さから“バックパック界のロールス・ロイス”と称され、アウトドア・マーケットで不動の地位を築いているグレゴリー。とりわけ、ゲットナビ世代にも馴染み深い「Day Pack」は、大手通販サイトのバックパック・リュック部門において常にトップクラスの売り上げを記録するなど、誕生から40年以上を経たいまもなお、その人気は衰え知らずです。

 

そんな「Day Pack」に代表されるグレゴリーのライフスタイルカテゴリには、ほかにもアウトドアブランドならではの高い機能性と洗練されたデザインを兼ね備えたバックパックが豊富にラインナップ。現在では、それぞれ異なるコンセプトを掲げた6シリーズにまたがって、35種類以上のバックパックが展開されています。休日のカジュアルバッグとしてだけでなく、日々アクティブに働くビジネスマンからも支持を集める存在です。

 

DATA

創業年:1977年/バックパック現行主要モデル:35モデル以上

■バックパック楽天市場メンズバッグ「バックパック・リュックランキング」販売個数No.1(2019年9月末 ゲットナビ調べ)

 

グレゴリーの原点にして永遠のスタンダードモデル

【クラシックシリーズ】定番デザインを最新仕様にアップデート

【その1】Day Pack

2万2000円

1977年に誕生したグレゴリーの代名詞的アイテム。1日分の荷物を入れるのに最適なティアドロップ型のフォルムと個性的なカラーリングが評価され、時代を超えて愛されるバックパックのスタンダードとなっています。

■カラバリ:18種以上/容量:26ℓ/質量:645g

 

↑創業者のウェイン・グレゴリーが考案したレザープル。YKK社のファスナーは、堅牢性を考慮して昔から太めの10番を採用しています

 

↑ショルダーストラップは、人体に自然にフィットする曲線的なカーブが特徴。クッション性に優れたEVAが封入されています

 

↑現行モデルではメインコンパートメント内に小物を収めるためのファスナー付きメッシュポケットを新設。キー用フックも追加されました

 

↑背面側にはノートPCの収納に使えるスリーブポケットを搭載。アウトドアシーンでは、給水用のリザーバー入れとしても活躍します

 

【その2】Journey Man

3万800円

二枚貝のように大きく開くメインコンパートメントが使い勝手良好。数日間の旅行に使える大容量ながら、スクエア型のため背負うとすっきり。

■カラバリ: 2種/容量:30ℓ/質量:1145g

 

【その3】Day & A Half

2万4200円

Day Packをひと回り大きくした中型ザックの永久定番モデル。タウンユースから旅行、中規模の登山まで様々なシーンで使われています。

■カラバリ:5種/容量:33ℓ/質量:930g

 

【その4】Mighty Day

2万6400円

Day Packのデザインはそのままに、容量と機能を追加。シューズやPC専用の収納部を備えており、仕事の後のジム通いなどにも最適です。

■カラバリ:5種/容量:30ℓ/質量:950g

 

【その5】Shoulder Blade

2万5300円

2013年まで展開していた同名製品をアップグレード。スリムなマチ幅ながら、30ℓの大容量を誇ります。収納性・フィット感を向上させました。

■カラバリ:2種/容量:30ℓ/質量:770g

 

【その6】All Day

1万8700円

Day & A Halfの小型版。より効率良く荷物を収納できるよう、フロントにはジッパー開閉式のオーガナイザーポケットを搭載しています。

■カラバリ:11種/容量:22ℓ/質量:820g

 

【その7】Overhead Day

1万5400円

長方形のスマートなフォルムで、PCや書類の収まりが良く、通勤用にもぴったり。Day Packと同様のショルダーハーネスを備えます。

■カラバリ:9種/容量:22ℓ/質量:650g

 

【その8】Casual Day

1万1000円

教科書や学用品を入れるのに最適なバックパック。ショルダーストラップに装着できるパデッドケースは、スマホ収納に便利です。

■カラバリ:4種/容量:22ℓ/質量:345g

 

【その9】Every Day

1万8700円

必要なモノにすぐ手が届く豊富なポケットとオーガナイズ機能が特徴。やや多めの荷物にも対応し、その名の通り、毎日使いやすいです。

■カラバリ:3種/容量:21ℓ/質量:800g

 

【その10】Easy Day

1万3200円

どんなシーンでも使いやすい、軽量性に優れたティアドロップ型バックパック。フロントのジッパーポケットにはキークリップが付属。

■カラバリ:13種/容量:20ℓ/質量:470g

 

【その11】Snatch Day

1万6500円

オーガナイザーを多く備えたトートバッグ型のパック。底の部分はファスナーで開閉でき、マチを変化させることで容量を拡張可能です。

■カラバリ:3種/容量:20ℓ/質量:620g

 

【その12】Quick Pack

1万2100円

ベストセラーのミニショルダーQuick Pocketを、ノートPCを収納できるサイズ感のバックパックにアレンジ。愛らしいフォルムが特徴です。

■カラバリ:3種/容量:19ℓ/質量:523g

 

【その13】Multi Day

1万7600円

トートバッグとDay Packの利点を融合したハイブリッドモデル。荷物が多少かさ張っても、トップの巾着部分が膨らんで対応できます。

■カラバリ:3種/容量:18ℓ/質量:660g

 

【その14】Easy Peasy Day

1万3200円

小柄な女性の背中にもフィットする小ぶりなバックパック。サイズはコンパクトですが、1日に必要なモノは十分に持ち歩くことができます。

■カラバリ:13種/容量:18ℓ/質量:505g

 

【その15】Flash Day

1万2100円

トートとDay Packを掛け合わせたモデル。小ぶりな印象ながらA4サイズも余裕で収納できます。別売のシングルポケットを装着可能。

■カラバリ:9種/容量:16ℓ/質量:390g

 

【その16】Fine Day

1万450円

Day PackのDNAを継承しつつ、女性の背中にも収まるサイズにアレンジ。武骨さが抑えられ、スタイリッシュな印象に生まれ変わりました。

■カラバリ:18種/容量:16ℓ/質量:505g

 

【その17】Half Day Mini

1万450円

普段使いに最適な小型パックの新作。内部にメッシュのジッパーポケットを備えるなど、必要最小限の荷物をコンパクトに持ち歩けます。

■カラバリ:3種/容量:16ℓ/質量:435g

 

【アスペクトシリーズ】アウトドアパックの機能性とスマートな外観が融合

 

【その18】Compass 40

1万8700円

電車などの荷物棚に乗せやすいダッフルバッグのデザインに、バックパックの機動力をプラス。荷物の整理に便利な内部仕切りパネル付き。

■カラバリ:2種/容量:40ℓ/質量:980g

 

【その19】Compass 30

1万6500円

人間工学に基づいたトレイル用ショルダーハーネスをコンパクトなボディに搭載。パッド付きのPCスリーブ付きで、ビジネスにも対応します。

■カラバリ:2種/容量:30ℓ/質量:760g

 

【その20】Sketch 28

1万7600円

昔ながらのホールバッグ(クライミング用のバケツ型バックパック)を現代的なデザインに。内部の視認性が高く、使い勝手が良好です。

■カラバリ:3種/容量:28ℓ/質量:830g

 

【その21】Sketch 25

1万8700円

ヨーロッパのクーリエバッグ(メッセンジャーバッグ)のデザインを取り入れた、自転車通勤に最適なバッグ。フタの開閉がしやすいです。

■カラバリ:3種/容量:25ℓ/質量:980g

 

【その22】Sketch 22

1万5400円

人間工学に基づいた通気性の良いハーネスとバックパネルを搭載。タウンユースのようでいて、実はトレイルでも使える多機能パックです。

■カラバリ:3種/容量:22ℓ/質量:820g

 

【その23】Sketch 18

1万3200円

ほっそりとしたフォルムながら日々活躍する機能が満載。PC用ポケットのほか、2つのアクセサリーポケットを備え小物整理が容易です。

■カラバリ:3種/容量:18ℓ/質量:540g

 

【ライトウェイトシリーズ】軽さに特化したパッカブルライン

【その24】Day Pack LT

9900円

定番のDay Packを、薄手の素材の採用で大幅に軽量化。パッカブル仕様ながら、トレッキングポール装着用のストラップも付いた本格派です。

■カラバリ:4種/容量:22.5ℓ/質量:220g

 

【その25】Multi Day LT

9900円

パッカブル仕様の筒型バックパック。パッド入りの背面パネルを備え、背負い心地は良好です。サイドポケット付きで小物も収納しやすい。

■カラバリ:4種/容量:16.5ℓ/質量:225g

 

【その26】Flash Day LT

9350円

トートとDay Packの良さを併せ持つ、使いやすいデザインが特徴。パッカブルで超軽量ながら、収納力は普段使いに十分です。

■カラバリ:4種/容量:14ℓ/質量:200g

 

【カバート クラシックシリーズ】ビジネスシーンで必要な機能を搭載

【その27】Covert Solid Day

2万900円

凹凸の少ないラクタングラー型のボディに、多彩な機能を搭載。見た目はシンプルながら、収納性はビジネスユースとして申し分ありません。

■カラバリ:3種/容量:24ℓ/質量:975g

 

【その28】Covert Mission Day

2万3100円

スリムで軽量な3Way仕様のビジネスバッグ。オーガナイザーポケットに加え、PCのケーブル類をしまえるマルチケースも付属します。

■カラバリ:3種/容量:22ℓ/質量:1100g

 

【その29】Covert Overnight Mission

2万8600円

バックパックとショルダーバッグのハイブリッド型ブリーフケース。2泊程度の出張なら、仕事道具と着替えなどの私物を分けて収納できます。

■カラバリ:3種/容量:26ℓ/質量:1400g

 

【その30】Covert Extended Mission

2万6400円

荷物が多いビジネスマンにオススメの大容量3Wayバッグ。抜群の収納力で、毎日の通勤はもちろん、1泊程度の出張にも難なく対応します。

■カラバリ:3種/容量:22ℓ/質量:1200g

 

【サンバードシリーズ】初期製品を現代的な仕様でリバイバル

【その31】Tahquitz Day

1万7600円

クライミング時にギアを荷揚げするホールバッグがモチーフ。トップ部分が大きく開閉するためメイン室の内部が一目瞭然で、モノが出しやすいです。

■カラバリ:3種/容量:28ℓ/質量:735g

 

【その32】Stinson Day

2万350円

伝統的なトップロード型バックパック。クラシカルな見た目ながら、パッド付きPCスリーブを内蔵するなど、機能は昨今のニーズに対応します。

■カラバリ:3種/容量:22.5ℓ/質量:935g

 

【その33】TrailBlazer Day

1万5400円

デイリーユースで必要な荷物を収納できる構造と機能を装備。背面部はパッド入りのキルティングバックパネルを採用し、通気性が良好です。

■カラバリ:3種/容量:17ℓ/質量:505g

 

【その34】Offshore Day

1万3200円

創業者のウェイン・グレゴリーが製作した初期モデルを彷彿させるビンテージ風デザインを採用。機能もムダを省いたミニマルな仕様です。

■カラバリ:3種/容量:16ℓ/質量:465g

 

【スピアシリーズ】90年代に米軍用に開発したギアがベース

【その35】Recon Pack

2万6400円

軍事偵察用としても使われるタフな作りと無骨な見た目が特徴。前ポケットにはオーガナイザースリーブを備え、効率良くギアを収納できます。

■カラバリ:2種/容量:29ℓ/質量:1200g

 

【その36】Boundary Day

2万2000円

大型のメインコンパートメントを搭載。正面をクロスオーバーするコンプレッションストラップにより、荷物を乱雑に入れても安定します。

■カラバリ:2種/容量:27ℓ/質量:920g

 

【その37】Assault Pack

2万900円

トップアクセサリーポケットには止水ファスナーを採用。別売ポーチの外付けに対応します。着脱可能なベルクロ式のロゴラベルも個性的です。

■カラバリ:2種/容量:22ℓ/質量:690g

 

【その38】Hard Core

1万8700円

軍隊やSWAT(特殊機動隊)向けにデザインされたスリムなパック。背負ったときの収まりが良く、身体の動きを邪魔しにくい設計です。

■カラバリ:2種/容量:12ℓ/質量:610g

 

胸アツ!!永遠のアイコン 俺たちのGREGORYロゴ変遷HISTORY

Day Packの初代モデルで採用されて以来、グレゴリーのロゴは時代とともに変化してきました。その変遷を振り返って懐かしみましょう!!

 

1977〜 通称「ファーストタグ」

初代Day Packに使われた最初のタグ。社名(Gregory Mountain Products)の頭文字「GMP」でカリフォルニアのホイットニー山を表現しています。

 

1983〜 通称「プリントタグ」

ブラウンのプリント。本拠地をカリフォルニア州サンディエゴから同州テメキュラに移したことを背景に採用されました。「MOUNTAIN PRODUCTS」および本拠地の記載がありません。

 

1984〜 通称「茶タグ」

洗練されたデザインでグレゴリー人気に火を付けた記念碑的タグ。2007年には創業30周年記念モデルとして復刻版も登場しました。

 

1990〜 通称「紫タグ」

わずか3年しか採用されなかった幻のタグ。このタグが付いた製品を求めて、一時期、多くのアメカジ男子たちがフリマ巡りに精を出しました。

 

1993〜 通称「青文字タグ」

角ばった山から流線型の山へとデザインが一新。このロゴは20年間使われましたが、青文字の期間はわずか4年間だけでした。

 

1997〜 通称「シルバータグ」

使用期間が最も長かった、アウトドアファンにはおなじみのタグ。実は01年と05年にマイナーチェンジがあり、シルバーの色調が微妙に変わりました。

 

2016〜現在 新生タグ

流線型から再び直線的なデザインへ。グレゴリーのルーツである登山から、未来のアウトドアアクティビティへとつながる1本の道を表現しています。

 

構成・文/フォッケウルフ、井上泰佑、河上 拓、きだてたく、河野弘道、酒井麻里子、高橋まりな、高山 諒、竹野愛理、中山秀明、平島憲一郎、ブルーラグーン、湯浅顕人

撮影/島本一男(BAARL)、篠田麦也、高原マサキ(TK.c)、我妻慶一

スタイリング/与那嶺龍士

 

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