大敗を実感し、俯く日本代表【写真:高橋学】

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日本はホームでベネズエラに1-4の大敗 韓国メディアも注目

 日本代表は19日、国際親善試合でベネズエラ代表と対戦し、前半だけで大量4失点を許す展開で1-4と敗戦を喫した。

 韓国メディアは日本の惨敗に対し、「日韓戦以来、2年ぶりの“ホーム4失点”」と大々的に取り上げている。

 14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)から先発8人を入れ替えた日本だったが、前半に悲惨なシナリオが待ち受けていた。開始8分に左サイドから突破を許してクロスを放り込まれると、相手のエースFWサロモン・ロンドンに頭で叩き込まれて先制点を与えてしまう。

 さらに前半30分、33分にも華麗なパスワークからロンドンにネットを揺らされ、前半だけでハットトリックを許したうえ、同38分にMFジェフェルソン・ソテルドに追加点を奪われ、大量4失点でハーフタイムを迎えることになった。後半25分に途中出場のMF山口蛍が一矢報いるゴールを決めるも、試合は1-4で終了した。

ホームでの屈辱的惨敗を受け、韓国メディアも反応。韓国メディア「MKスポーツ」は「日韓戦以来、2年ぶりの“ホーム4失点”」と見出しを打って報じ、前指揮官のバヒド・ハリルホジッチ体制で2017年12月に行われたE-1選手権の韓国戦(1-4)以来となる4失点の惨敗であることを説明している。

 また、韓国メディア「OSEN」は「主軸の欧州組不在で完敗」と取り上げ、欧州で活躍する森保ジャパン主力組の欠場が大きく影響したことを指摘していた。韓国とは今年12月に行われるE-1選手権での対戦を控えているが、注目の集まる日韓戦で挽回することができるだろうか。(Football ZONE web編集部)