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TOP500 Supercomputing Sitesは11月18日(米国時間)、「China Extends Lead in Number of TOP500 Supercomputers, US Holds on to Performance Advantage|TOP500 Supercomputer Sites」において、第54回目のTOP500スーパーコンピュータリストを発表した。

HPL (High Performance Linpack)計測の総パフォーマンスは上昇を続け、今回の発表で1.65エクサフロップスに到達している。なお今回、リスト上位10の変動はなかった。

日本からは産業技術総合研究所(AIST: National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)のAI橋渡しクラウド(ABCI: AI Bridging Cloud Infrastructure)が8位につけた。AI橋渡しクラウドは人工知能処理向けの計算インフラストラクチャ。富士通が開発したシステムで、Intel Xeon GoldプロセッサとNVIDIA Tesla V100 GPを搭載し、HPL (High Performance Linpack)で19.9ペタフロップスの値を出している。

TOP500にエントリされるスーパーコンピュータの数は中国が増加を続けている。半年前は219だった中国のインストールベースは、今回のTOP500で227まで増加している。逆に、米国のインストールベースは118とこれまでで最も低い。ただし、米国のスーパーコンピュータは大規模なものが多く、総パフォーマンスでは米国が38.4%で最も多く、これに中国が29.9%で続いている。

米国および中国から大きく引き離されるが、TOP500におけるシステム数では日本が29で3位につけている。これに18のフランス、16のドイツ、15のオランダ、14のアイルランド、11の英国が続き、これ以下はすべて1桁となっている。