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Microsoftは11月17日、「Windows will improve user privacy with DNS over HTTPS - Microsoft Tech Community - 1014229」において、将来的にWindowsで「DNS over HTTPS (DoH)」をサポートする計画だと発表した。さらに先の話として、DNS over TLS (DoT)なども選択可能になる見通し。

基本的に、ユーザーの選択を優先しつつ、プライバシを強化する目的でDoHを有効化するものと見られる。Microsoftは機能を有効にする前からアナウンスを行うことで、反発を和らげたい狙いがあると見られる。

DNS over HTTPSは、ユーザーのプライバシーを強化する方法として注目されている。MozillaがFirefoxでDNS over HTTPSの機能を有効化したことで、注目を集めるようになった。しかし、この取り組みは必ずしも歓迎されていなかった。

その一例として、2019年7月には英国のインターネットサービスプロバイダー協会がFirefoxにおけるDNS over HTTPSの採用を理由にMozillaを悪役にノミネートしている。このノミネートは話題を集め、数日後には撤回されたが、DNS over HTTPSに関して好ましくないと考える業界があることを印象づける事態となった。

その後、GoogleもMozillaの取り組みを追うようにして、ChromeにおいてDNS over HTTPSの機能を有効化している。しかし、懸念に配慮する発表を行うなど、状況の難しさが伺える。

今回、デスクトップの最大シェアを誇るWindowsにおいてDNS over HTTPSの採用が発表されたことで、DNS over HTTPSがデファクトスタンダードになる可能性が出てきた。今後、DNS over HTTPSがどのように推移していくのか注目される。