侍ジャパンのソフトバンク・甲斐野央【写真:Getty Images】

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アウトローに構えた會澤のグラブに一直線、打者は振り遅れて空振り三振

■日本 5-3 韓国(プレミア12・17日・東京ドーム)

 野球日本代表「侍ジャパン」は17日、東京ドームで「第2回 WBSC プレミア12」決勝の韓国戦に5-3で勝利し、優勝を飾った。1点リードの7回に登板したソフトバンクの甲斐野央投手は、3者凡退で追加点への流れを作る好投。158キロの直球で空振り三振を奪ったシーンを「プレミア12」公式ツイッターが動画で公開し、話題となっている。

 甲斐野は1点リードの7回に5番手で登板。先頭のカン・ベクホ相手に大きく落ちるフォーク5連投で2-2と追い込むと、6球目に渾身のストレートを投げ込んだ。158キロの直球はアウトローに構えた會澤のグラブに一直線。ストライクゾーンからわずかに外れていたが、打者は振り遅れて空振り三振した。

「プレミア12」公式ツイッターは、「158キロ(98マイル)K 甲斐野投手、渾身のストレート!」と動画で投稿。ファンからも「さすが甲斐野くん」「短期決戦は強いハートと圧倒的なストレートが一番」「キョーレツ!!」「しびれました」と驚きの声が多く挙がった。

 16日に誕生日を迎えた甲斐野。23歳での初登板は追加点への流れを作る圧巻の投球だった。(Full-Count編集部)