(写真)寸劇で介護改悪による現場の混乱を告発するヘルパーたち=17日、京都市内

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 政府が来年の通常国会提出を目指す介護保険制度改定の検討が進むなか17日、京都市内で、「介護保険が始まり20年、安心介護の要はやっぱりヘルパー」と題して第20回ホームヘルパーのつどいin京都が開かれました。

 主催した京都ヘルパー連絡会の櫻庭葉子共同代表は全体会で「介護保険が始まって20年、生活援助(家事援助)に短時間化が押し付けられるなど相次ぐ改悪の中でも、ヘルパーは利用者の生活を支え奮闘してきた」と振り返りました。

 要支援1、2の軽度者の訪問介護が保険給付から市町村事業に丸投げされるなど介護現場で起きている混乱をヘルパーが寸劇で告発。さらなる改悪を許さず、「誰もが自分らしく生活していけるような制度を目指す」としたアピールを採択しました。

 分科会では大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員会の日下部雅喜氏、小川栄二立命館大学元教授らが講演しました。日下部氏は、(1)ケアプラン有料化(2)利用料の2、3割負担の拡大(3)要介護2以下の生活援助サービス等の市町村事業への移行(4)介護給付抑制へ競争をあおる自治体への財政インセンティブの強化―など介護保険改定の問題点を指摘。「議論している厚生労働省社会保障審議会介護保険部会へ、改悪反対の声を届けよう」と訴えました。