スイス・ジュネーブの空港で、プライベートジェット専用ターミナルの出入り口前に座り込む活動家ら(2019年11月16日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP

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【AFP=時事】スイス・ジュネーブの空港で16日、圧力団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」の活動家約100人がプライベートジェット専用ターミナルの出入り口3か所を数時間にわたって封鎖し、プライベートジェットを批判した。

 暴力を使わず市民として抵抗する国際運動を自称している絶滅への反逆は、「人類の絶滅と生態系の崩壊のリスクを最小化するための抜本的な改革の実現」を目指している。

 絶滅への反逆のロゴが入った腕章を身に着けた参加者らは、白い雲の形をしたプラカードやスローガンの書かれた横断幕を掲げ、演奏に合わせて歌ったり踊ったりした。

 絶滅への反逆の広報は、「プライベートジェットの一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は、通常の航空機の20倍だ」と指摘。さらに、「ごく一部の人が使っている全くもって不条理で不公平な交通手段」であるプライベートジェットに対して「非難の声を上げることが非常に重要」と訴えた。

 この無認可の抗議デモを監視するため、大勢の警察官が駆け付けた。中には暴徒鎮圧用の装備を身に着けた警察官もいた。

 警官隊は数時間にわたってデモ隊と距離を置いていたが、午後半ばに身分証明書の提示を求めた。その後、小グループに分かれて解散するよう求めると、デモ隊はおとなしく従った。

 警察がスイス通信(SDA)に語ったところによると、刑事手続きを進めるかどうかは決まっていないという。

【翻訳編集】AFPBB News

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