ランニングするDF室屋成

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 海外組9人がチームを離脱し、新たな競争が始まった。14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)を終えた日本代表は14選手で16日朝に帰国。同日夕に大阪府内で行われた練習にはキルギス戦に先発したフィールド選手4人(FW永井謙佑、MF原口元気、MF柴崎岳、DF植田直通)は参加せず、残り10人にこの日から合流の国内組8人を加えた18人が姿を見せた。

 キルギスからの帰国組は軽めの調整。さすがに疲労の色も見えた。試合翌日の15日午後にビシュケクをチャーター便で出発したチームはインドのデリーを経由し、この日朝に成田空港に帰国。その後、バスで羽田空港に移動し、伊丹空港へと飛び、大阪入りした。

 これにはDF室屋成(FC東京)もMF浅野拓磨(パルチザン)も「移動疲れは多少あるけど……」と声をそろえる。それでも「試合までには全然調整できる」(室屋)、「前回の試合(キルギス戦)に出ていないし、コンディションは良い」(浅野)と、19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(パナスタ)に向けて万全の準備を整えていくつもりだ。

 室屋とすれば、右サイドバックのポジションを争うDF酒井宏樹がキルギスでチームを離脱しており、ベネズエラ戦では先発の可能性が高い。「もちろん試合に出たいし、出たら良いプレーを見せたいけど、気負わずにいつもどおりプレーしようと思っている」。

 代表戦出場となれば6月9日のキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦(○2-0)以来で、先発なら3月22日の同コロンビア戦(●0-1)以来となる。J1では優勝争いを繰り広げている24歳は「次の試合は親善試合でもある。自分の特長であったり、チームとしても見ている人がワクワクするようなプレーを見せないといけない」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)