好調レスターの守備陣を支えているソユンク photo/Getty Images

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マンチェスター・シティが冬の移籍市場でまず取り掛かるべきことは何か。やはりセンターバックの補強は急務だろう。アイメリック・ラポルテが長期離脱を強いられている今、同ポジションは深刻な人員不足に陥っている。主力クラスで本職の選手はジョン・ストーンズとニコラス・オタメンディの2人のみ。MFのフェルナンジーニョやロドリをコンバートしての起用もあるが、頭数は増やしておきたいところだろう。

そんな中、英『90MiN』は「冬にマンCが獲得すべきCB」と題して、シチズンズに5名をオススメしている。紹介されたのはいずれも実力者ばかりだ。

ネイサン・アケ(ボーンマス/24歳)


古巣のチェルシーでこそ真価を発揮しきれなかったものの、ボーンマスでその才能を開花させた24歳。最終ラインからのパス出しは絶妙で、ここぞのタイミングで味方に縦パスを供給する彼はペップ好みの選手と言えるだろう。古巣のチェルシーが買い戻す可能性も報じられているが、チェックはしておくべきだ。

ヨナタン・ター(レヴァークーゼン/23歳)


未来のドイツ代表を支えるであろう選手の1人。スピードとパワーを併せ持ち、絶妙なポジショニングと機を逃さないタックルは一級品だ。成長株なだけに、今後移籍金が跳ね上がる可能性は高い。そうなる前に確保しておくのも悪くないだろう。

チャグラル・ソユンク(レスター/23歳)


好調レスターの守備を支えるソユンク。この23歳は夏にマンUへ移籍したハリー・マグワイアの不在を感じさせない目覚ましい活躍を披露している。ここまでプレミア最少失点を誇るレスターに欠かせない存在だ。ペップのもとでさらに化ける可能性は高い。

ミラン・シュクリニアル(インテル/24歳)


今季セリエAで快進撃を見せるインテル守備の要。対人守備の強さは欧州でも屈指だろう。なかでも、ファウルせずに相手からボールを掠め取るプレイは絶品。ビルドアップ能力も問題ないだけに、獲得できるのであれば真っ先にアプローチをかけるべき選手だ。

トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/30歳)


最後はアルデルヴァイレルト。30歳ではあるものの、このベルギー代表DFを獲得できれば守備の強化だけでなく、チームをまとめるリーダーとしても機能することだろう。人気株だが、今季終了時に契約満了を迎えるため他の多くの欧州クラブは来夏の獲得を狙っているはず。冬に先手を打てば、移籍金を支払うこととなるものの一本釣りできる可能性はある。

この中でもマンCが獲得に乗り出しそうなのはレスターのソユンクか。16日に英『Sky Sports』などの現地複数メディアは、同クラブが彼の獲得を試みるだろうと報じている。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「冬の移籍市場でCBを獲得する必要はない」と発言しているが、はたしてどうなるか。今後の動向に注目だ。

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