映画『ジュディ 虹の彼方に』レネー・ゼルウィガーが『オズの魔法使』伝説のミュージカル女優に

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映画『ジュディ 虹の彼方に』が、2020年3月6日(金)に公開。主演を演じたレネー・ゼルウィガーは、第92回アカデミー賞受賞式において主演女優賞を受賞した。

伝説のミュージカル女優、ジュディ・ガーランドの感動の実話

『ジュディ 虹の彼方に』は、ハリウッド黄金期を支え波乱に満ちた人生を送り、わずか47歳で急逝した伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの知られざる感動の実話。ジュディがこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描き出す。

ジュディ・ガーランドとは?

ジュディ・ガーランドは、1939年の映画『オズの魔法使』で若くしてスターの仲間入りを果たし、ハリウッド黄金期を支えたミュージカル女優。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが出演した2018年の映画『アリー/スター誕生』の、1954年版リメイク『スタア誕生』で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。

アメリカやイギリスでは未だに根強い人気を誇るジュディは、圧倒的な演技力とステージパフォーマンスを数多く披露。また、プライベートでは5回の結婚、フランク・シナトラなど数多くのビッグネームとも浮名を流しトップスターとして頂点を極める。しかし、その一方では興奮剤などの薬物コントロールが原因で様々な不調に悩まされ、47歳で薬物の過剰摂取により波乱に満ちた生涯を閉じる。

キャスト

主演にレネー・ゼルヴィガー

主人公のジュディ・ガーランドを演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの主人公として知られるレネー・ゼルウィガー。「まるで命を燃やし尽くすようだった」と証言されている、ステージの数々を演じ切る。

レネー自身がジュディの大ファンであり、なおかつ1969年当時のジュディとレネーの実年齢が同じという奇跡も重なり、レネーはリハーサルの1年前からトレーニングを開始する気合いをみせた。歌はもちろんのこと、ジュディの独特な訛りや声色、そしてステージパフォーマンスの動きもマスターし、圧倒的なカリスマ性を持つスターの姿を見事に体現。劇中の全曲を自ら歌い上げている。

オスカー獲得!世界を魅了したレネー・ゼルウィガー

まるで本人が乗り移ったかのようなプロフェッショナルな演技は、世界の映画祭でも数々の賞を受賞。第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式においては主演女優賞(ドラマ部門)を、全米映画俳優組合賞でも主演女優賞を受賞。さらに日本時間2月10日(月)に発表された第92回アカデミー賞においても、主演女優賞に輝く快挙を遂げた。

レネーが劇中で歌唱する「Come Rain or Come Shine」の本編映像も解禁。撮影リハーサルのさらに1年前からハードなトレーニングに挑んだという、レネー渾身の仕上がりとなっている。ステージ上をステップで縦横無尽に立ち回り、圧巻の歌唱力で歌い上げる姿からは、ジュディが完全憑依した様子を垣間見ることが出来る。

主演の脇を固める実力派俳優勢

その他キャストには、『ラ・ラ・ランド』のフィン・ウィットロックや、ジェシー・バックリー、「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア役で知られるマイケル・ガンボンなど、多彩な演技派俳優が集結。また、ブラッド・ピット製作総指揮の『トゥルー・ストーリー』で評価された、ルパート・グールドが監督を務める。

ストーリー

1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てている。住む家もなく借金も膨らんでいくばかりでどん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を賭けてロンドン公演に旅立つ──。

詳細

映画『ジュディ 虹の彼方に』
公開日:2020年3月6日(金)
原作:『End Of The Rainbow』
監督:ルパート・グールド
脚本:トム・エッジ、ピーター・キルター
出演:レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン ほか
原題:JUDY


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