ズベレフ、携帯をコートに持ち込んだ?疑惑を否定

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世界ランキング7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、現在出場中の「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日〜17日/室内ハードコート)のグループステージ第2戦、ステファノス・チチパス(ギリシャ)との試合で、携帯電話の使用疑惑をかけられたことを真っ向から否定したと、英Express紙が伝えている。

ズベレフは水曜日の夜ロンドンのO2アリーナで、チチパスに6-3、6-2で完敗した。さらに彼はその試合中にカバンの中で携帯電話のようなものを触っているところをテレビに映され、メディアに報道されてしまった。ズベレフはセット間にベンチに座っており、バッグの中に手を伸ばして何かを指でスワイプしているかのように見えたのだ。
観衆はすぐにそれが携帯電話だと思ったが、ズベレフはそれを否定。「何を見たのかわからないけれど、それは絶対に携帯電話じゃないよ。僕の携帯はロッカールームにあったんだから。いつもそこに置いているよ。言われているのは、水筒だったんじゃないかな。しかも、空の水筒だよ」


選手たちは、電子機器をコートに持ち込むことを禁止されている。つまり、ズベレフが触れていたものが携帯電話だった場合、彼は罰される可能性がある。


ズベレフは金曜日の夜にダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦の予定。その試合に勝利すれば、ズベレフはチチパスに続いて準決勝進出が決まる。その場合、ラファエル・ナダル(スペイン)は金曜日のチチパスとの試合結果に関わらず、グループステージ敗退となる。


(テニスデイリー編集部)


※写真はATPファイナルズでのズベレフ