ナダルが史上最年長となる33歳で年末1位に輝く。BIG3が5回ずつで横並びに

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14日、世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)が2019年シーズンの年末1位に輝くことが確定した。ナダルが年末1位になるのは、2年ぶり5回目。また、33歳での年末1位は、男子テニス史上最年長となる。

この日、年末1位を争っていたノバク・ジョコビッチ(セルビア)がグループ「ビヨン・ボルグ」第3戦でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたため、ジョコビッチはグループリーグ敗退。これによりナダルの年末1位が決定した。


またATP Media Infoによると、これまでの最年長記録だったジョコビッチの31歳(2018年)を抜き、33歳のナダルが最年長での年末1位になった。


現在の年末1位最多記録はピート・サンプラス(アメリカ)の6回。ナダルはこれに続く5回目となった。またジョコビッチとフェデラーも5回とBIG3が横並びになっている。
※ジミー・コナーズ(アメリカ)も5回


ちなみに2004年以降年末1位になったのは、16年間で4人だけ。それも2016年のアンディ・マレー(イギリス)を除き、3人で5回ずつ分け合っていることになる。


【2004年以降の年末1位選手】
2004年:フェデラー
2005年:フェデラー
2006年:フェデラー
2007年:フェデラー
2008年:ナダル
2009年:フェデラー
2010年:ナダル
2011年:ジョコビッチ
2012年:ジョコビッチ
2013年:ナダル
2014年:ジョコビッチ
2015年:ジョコビッチ
2016年:マレー
2017年:ナダル
2018年:ジョコビッチ
2019年:ナダル


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのナダル
(Photo by Naomi Baker/Getty Images)