要所で見せ場を作った8番のグルジギト・アリクロフらキルギス代表の選手たち。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 15日に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア2次予選、アウェーでキルギスと対戦した日本代表は、2-0で勝利。年内に行なわれるアジアでの予選4試合をすべて白星で終えている。

 日本に対して無得点で敗れたキルギスだが、そこまで悲壮感は漂っておらず、善戦を称える声も上がっている。タジキスタンのニュースメディア『kloop』のベクトール・イスケンダル記者は、「キルギスは日本に敗れたが、思った以上によくやった。それに、グループF内では暫定2位をキープしている」と前向きなメッセージを発信した。

「キルギスは日本に2点を奪われて敗北したが、2020年に行なわれるカタール・ワールドカップに向けた予選グループFでは、まだ2位だ。実力でいえば数段上の日本が相手と考えれば、以前対戦した時よりも踏ん張りを見せ、健闘したと言える」

 そして、敗北した自国代表チームの奮闘に、惜しみない拍手を送った。

「キルギスの選手と比較すれば、日本代表の選手たちは、遙かに相手の方が“格上”であり、有名なプレーヤーたちであることは明らかだ。オーストリアのレッドブル・ザルツブルク所属のタクミ・ミナミノはPKを獲得する隙を逃さなかったし、ゲンキ・ハラグチのFKも素晴らしかった。だが、試合の内容は、キルギスは日本と対等に渡り合った部分も多かったと言えるのではないか。

 後半は特に、フィニッシュまで持ち込もうとした場面が何度も生まれた。だが、精度が悪く、日本代表GKのシュウイチ・ゴンダの冴えわたったカンと読みの前に敗れた。それでも、ゴール以外の場面で見どころを多く作れたことなど、多くの好機は収穫だと捉えるべきだ」

 同時に行なわれていたタジキスタン対ミャンマーは、アウェーのミャンマーが4-3で点の取り合いを制し、勝点3を獲得。グループFでは日本が首位(12ポイント)と頭ひとつ抜けているが、2〜5位は3ポイント差にひしめく混戦状態となっている。

 キルギスは19日にタジキスタンとの試合を控える。2位をキープするために負けられない戦いに向け、日本戦は“自信”が得られた一戦となったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部