DF吉田麻也の日本代表通算100試合出場を祝う森保一監督

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 日本代表は14日、カタールW杯アジア2次予選の第4戦でキルギス代表と対戦し、2-0で勝利した。

以下、試合後の森保一監督の会見要旨

●森保一監督

「まず内容は別として、勝ち点3をこの完全アウェーの中で積み上げて一歩前進できたことは収穫だと思っている。われわれを応援してくださる日本代表サポーターの皆さんにに勝利をお届けすることができて良かった。そして内容は雰囲気的にも完全アウェイのなか、ピッチもミスが多く出るなか、またキルギスが仕掛けてくる攻撃に対して多くのピンチがあったが、選手たちが我慢強く辛抱強くタフに粘り強く戦ってくれて、セットプレーからだが、2得点を奪えて勝ったことは良かった。ただ、我々のレベルアップのためにさらにゲームコントロールをして勝てるようにというところは、成長を目指して次に向かっていきたいと思います」

─中島選手でなく、原口選手を先発起用した理由は。また前半に3バックの左サイドにミスマッチでなかなかプレッシャーをかけられなかったが、ハーフタイムにどういう修正をしたのか。

「これまでの3戦もそうだが、完全に固定したメンバーで戦ってきていないということで、チーム力を上げるために、選手の起用を考えてということで原口を使った。原口に関しては自チームで常に試合に出ているし、コンディション的にも良いということで起用させてもらった・

 またもう一つの質問だが、相手の2番(左ストッパー)の選手を起点に、大きな展開をされて後手を踏むことがあったが、試合の前から分析の中でキルギスのストロングポイントということは分かっていて、止めようとしていたが、なかなかミスマッチのところでうまくいかなかった。試合の途中からハーフタイムにかけて、相手のストロングポイントについてはあらためて確認して選手を送り出した」

─いつものようなサッカーとはずいぶん違った。長いボールを送るなかで前線の永井選手と伊東選手が非常によくボールを追ってくれたと思う。あれがチームを助けたか。

「おっしゃるとおり。キルギスはディフェンスラインの選手からビルドアップもできるし、長いボールで一気に展開を変えるパスも出せる、非常にいい選手が揃っているなかで、前線の選手が非常によくプレッシャーをかけてくれたので、守備の選手の負担が軽くなったと思っている。攻撃に関しては、選手はパスで崩すというか、ボールをつなぐということもトライしてくれていたが、やはりピッチ状態等々を考えて判断して、伊東であり永井であり、背後へボールを送ってスピードを活かす判断をしてボールを送ってくれていた」

─「もっとコントロールが必要だ」と言ったのは、相手の攻撃が思ったより強かったからなのか。

「昨年、日本でキルギスと戦ったときよりも、我々にとってのアウェーでの戦いの時は、同じような展開にはならないと思っていた。そういう意味では非常にパワーもあり、テクニックもあるキルギスの選手たちの攻撃力は予想はしていたが、選手たちが後手を踏む場面も多かった。そこはまた次に当たるので、しっかり警戒していかなければいけない」

─キルギスとタジキスタンの差は。

「キルギスとタジキスタンはスタイルも違うし、簡単に比較はできない。両方の良さがあるし、なかなか比較することは難しい。ただ今日のキルギスに関しても、前回のタジキスタン戦に関しても、相手の国を背負って戦ってくるという魂の戦いに苦しめられました。今日のキルギス戦もキルギスの選手たちの技術は非常に高いと感じた。ピッチ状態がよくないなか、ドリブルはすごくうまかったと思うし、日本の選手が剥がされる場面もすごく多かった。また、長いボール、短いボールを使って、丁寧に組み立てもできる。すごく攻撃力のあるチームだと思う」

―キルギスの監督だったらどこを改善するか。

「キルギスはチャンスは作っていたので、最後に得点するところかなとは思うが、今は日本の監督なので、キルギスの攻撃力に対して決定的なチャンスに対して、日本の選手たちが最後粘り強く守り抜いたというところは我々が続けたい」