キャプテンマークを巻いた吉田(22番)は、身体を張った守備でクリーンシートに貢献した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月14日、日本代表はカタール・ワールドカップ・アジア2次予選でキルギス代表と対戦。南野拓実のPKと原口元気の直接FKで2−0と快勝し、グループFを単独首位で独走している。
 
 今予選、ここまで4試合で13得点と得点力が光る日本代表だが、守備も大きく安定している。全4試合でクリーンシートを達成していることが、なによりの証拠だろう。
 
 その堅守の中心人物は吉田麻也で異論はないはず。キャプテンとして4試合にフル出場し、この日も空中戦の強さ、カバーリング、1対1の対応と、随所に能力の高さを見せつけた。しかし、吉田の出番が多かったということは、それだけ攻められる時間も長かった。キルギス戦は今予選で一番苦戦したのではないだろうか。

 吉田も「前半、うまくいかない時間が続きましたけど、(前半の)終わりに良い形で1点取れた。ただ、後半もなかなか形は作れなかった」と反省の弁を述べている。とはいえ「とにかく勝点3を積み上げたことと、メンバーが変わってもしっかり勝ちを取れたことが大きかった」と手応えも掴んだようだ。
 
 この試合で吉田は、国際Aマッチ通算100試合出場を達成した。先述のとおり手応えもあったが、「今日はやられそうなシーンや崩されそうなシーンもあったので、もう少しやれたんじゃないかな」とチームを束ねる、頼れるキャプテンらしく気の緩みを見せずに語った。
 
「今年はこれで終わりますけど、予選はまだまだ続きますし、この先一個一個勝てばワールドカップに近づくと思うので、一つひとつ勝ちを重ねるだけです」
 
 吉田は円熟味を増したプレーで日本をワールドカップへ導いてくれるだろうか。31歳のCBが強烈なリーダーシップを発揮している。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部

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