現地での知名度も高い吉田。この試合で代表通算100試合出場を達成した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 カタール・ワールドカップ・アジア2次予選のキルギス代表対日本代表が11月14日、ビシュケクのドレン・オムルザコフ・スタジアムで行なわれ、森保ジャパンが2−0の勝利を飾った。

 森保ジャパンの勝利に受けて、現地メディア『AKIpress』は「南野拓実、原口元気のゴールでノックアウトされた」と速報。だが試合におけるパフォーマンス以上に「驚かされた」と伝えているのが、サムライ戦士たちの“マナー”だった。

 同メディアは、森保ジャパンは前日練習でこのスタジアムを訪れていたことに触れた。スタジアムの芝生の状態は整っているとは言い難い状況で、伊東純也などは「沼のよう。下がえぐれるようなところがあった」と振り返っていた。

 現地メディアが驚いたのは、その練習の様子ではなく、ピッチを立ち去る際に見せた選手の振る舞いだ。選手たちはスパイクの裏にぎっしりと泥が挟まっているような状態だったが、ロッカールームに戻る前にスパイクを脱ぎ、泥を叩き落としてから戻ったのだという。

「彼らはびっしりと泥が敷き詰まったスパイクを脱ぎ捨て、そのままスタッフに渡すという手段もあっただろう。しかし日本の選手たちはロッカールームを清潔に保つために、そしてスタッフの手を余計に煩わせないように、自ら泥を落とすという作業を進んで行なっていたのだ」

 記事とともに掲載された写真では、キルギス戦で代表通算100試合出場を達成した吉田麻也らがスパイクを脱ぎ、しゃがみ込んでスパイク裏の泥を取る様子が映し出されている。プレミアリーグで活躍する吉田は現地でも知名度が高い。そんなスター選手が雑用とも言える作業をしている。選手たちに訊けば「当たり前」との言葉が返ってきそうだが、キルギスの人びとは少なからず衝撃を受けたようだ。

 昨年のロシア・ワールドカップでは、ロッカールームをキレイに清掃して立ち去った日本代表に対し、世界中から賛辞が贈られた。『AKIpress』は「その精神はいまもなお、日本代表に根付いている」との一文で締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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