広島との練習試合で起用されたのは21人。注目選手のひとり堂安は出場しなかった。(C)SOCCER DIGEST

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[練習試合]サンフレッチェ広島 1-0 U-22日本代表/広島市内/11月14日

 U-22日本代表が11月14日、サンフレッチェ広島と練習試合を行なった。17日にコロンビア戦を控える若き日本代表の出来はどんなものだったか。現地記者がチームと選手個々のパフォーマンスを採点する。

【U-22日本代表・総評】
5.5
 35分ハーフのゲーム。序盤は広島に押し込まれたが、次第に縦パスが入るようになると、劣勢を盛り返し、攻撃の形を作れるようになった。だが、小川、食野が決定機を決められない。ハーフタイムに5人を交代して迎えた後半は板倉、田中のビルドアップによって前半以上にボールが回るようになった。13分にCKから先制点を許したが、久保の投入によってさらに流れを掴むと、その久保がふたつの決定機を演出。だが、上田、前田が外してゴールは遠いまま。連係不足、コンディションのバラツキもあり、そのまま0−1で敗れた。

【個人採点・寸評】
GK
12 谷 晃生 6(HT OUT)
ピンチらしい場面はゼロ。攻撃のビルドアップでは多くのバックパスを受けて展開。時おり危ういパスもあったが、無難に繋いだ。

DF
26 岩田智輝 6(前半28分OUT)
3バックの右に入ってボールをシンプルに繋いだ。守備における見せ場はほとんどなかったが、相手選手に足を踏まれ、大事をとって途中交代。

29 立田悠悟 6(HT OUT)
3バックの中央に入ってディフェンスラインを統率。ビルドアップに関しては、攻撃のスイッチとなるような縦パスを見せたかった。

22 瀬古歩夢 6.5
前半9分に小川の足元に合わせたロングフィードは絶品。それ以外にも食野や久保に縦パスを通してチームコンセプトを体現した。

MF
3 中山雄太 5.5(HT OUT)
前日に練習に合流したばかりで、コンディションが万全でない様子がうかがえた。もう少しシンプルにボールを散らしてリズムを作りたかった。

16 長沼洋一 5.5(後半11分IN)
前をしっかりふさがれ、得意の縦への仕掛けを見せられなかったのは残念。ミスはなかったが、安全なパスに終始した印象。

21 菅 大輝 5.5(HT OUT)
前半21分のクロスはDFのクリアに遭ったものの得点を予感させた。あと2本、あのレベルのクロスを入れていれば、ゴールも生まれたか。

24 原 輝綺 5.5(後半26分IN)
ボランチではそれほどボールに絡めなかったが、3バックの右に移ってからは対人守備やビルドアップにおいて安定したプレーを披露した。
 
MF
19 鈴木冬一 5.5
不慣れなシャドーに入り、序盤は動きのぎこちなさが目立ったが、徐々にフィット。後半は得意の左サイドに入ったが、見せ場を作れなかった。

20 食野亮太郎 5.5(後半19分IN)
前半18分に放ったミドルは“らしさ”を覗かせたが、出し手との連係不足のためか、狭いエリアで受けてターンする得意の形は見せられなかった。

FW
9 小川航基 5.5(HT OUT)
序盤はなかなかトップまでボールが入らずストレスの溜まる展開。瀬古のクロスからGKと1対1に持ち込んだ前半17分の場面は決めたかった。
交代出場
MF
14 高 宇洋 6(前半28分 IN)
岩田の負傷にともない、前半途中からボランチに入った。前半は流れに乗れなかったが、後半は最終ラインと2シャドーのリンクマンとして機能した。

GK
1 大迫敬介 6(HT IN)
CKからの失点は致し方なし。その直前の後半13分には抜群の反応でドウグラス・ビエイラのシュートを防いだ。的確なコーチングも光った。

DF
4 板倉 滉 6.5(HT IN)
後半から出場し、最初は3バックの中央、後半23分からは左に入った。プレーに落ち着きがあり、縦パスや持ち運びによって攻撃面でも貢献。