凸凹ピッチを踏みしめる日本代表MF浅野拓磨(パルチザン)

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「決して良いピッチではないですが、相手も一緒。特に悪い印象はないです」。金髪もすっかり板に付いてきたMF浅野拓磨(パルチザン)が目をギラギラさせた。

 キルギスとのカタールW杯アジア2次予選に備えた公式練習。さながらクローバーの群生にしか見えない凸凹な“雑草ピッチ”で最終調整を行った浅野は「FWとすれば難しいところはあるが、それ以上に相手DFの隙を突ける。得なほうが多い」と前向きに捉えていることを明かした。

「ディフェンスラインのパス回しや浮き球は常に狙い時。集中して狙いたい」。イレギュラーなボールの動きになることも予想できる凸凹ピッチをより恐れるのは守備陣だとばかりに、敵を崩していくイメージは既に出来ている。

 10月シリーズの第2戦だったアウェーでのタジキスタン戦で、ロシアW杯出場を決めた最終予選オーストラリア戦の決勝点以来、2年ぶりのゴールを決めた。しかし、喜び以上に感じたのは物足りなさだった。

「前回は決めたけどそれ以上に心残りがあるので、今回もチャンスがあれば絶対決めたい。ピッチに立てばチームの勝利が第一ですが、やはりゴールなり、ゴールに絡むプレーで貢献したい」。

 25歳の誕生日だった11月10日にはベオグラードへの移籍後初得点を決めたが、「チームでも点を取ったけど、結果を出しているというところまでは行っていない。だからこそ代表に来たときは点を取りたい」と燃える気持ちが強い。2戦連発で、代表と所属チームの両方へアピールするつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)